2014 Rd.11 ハンガリーGP観戦ガイド マシン編
【パワーユニット】
全開率は55%と低くエンジンの負荷は少ない。エンジンへの負荷が低いので、距離の走ったエンジンを使用するマシンが多い。
ただ、高温になることが予想されるので、温度的には厳しく、エンジン冷却は重要な要件である。低速コーナーが多いことから、低回転域でのトルクが重要であり、メルセデス勢は有利。
最高速度:305Km/h(DRS ON)、295Km/h(DRS OFF)
パワーユニット負荷(1が最も軽く、5が最も厳しい)
エンジン:2、MGU-K:3、MGU-H:4、バッテリー:4 燃料消費:3、エネルギー回収:5
【シャシー】
ダウンフォースが大きいセットアップが基本。効率のいいアンダーフロアから得るダウンフォースが重要になる。また、低速コーナーではメカニカルグリップも必要になる。その為、リア・サスペンションを柔らかくしたいが、空力の安定性とのバランスが難しい。ブレーキには厳しくないが、クールダウンする時間が少ないので摩耗は大きい。
ブレーキング時間:14%/LAP フューエルエフェクト:0.35Kg/10Kg(高)
【セーフティカー】
セーフティカーが登場する機会は少なく、登場確率は僅かに10%。過去7回のレースのうち2回しかセーフティカーは出ていない。
【天気予報】
例年、30度以上の酷暑になるハンガロリンク。金曜日と土曜日も暑くなる予報である。だが日曜日は雷雨が予報されており、2011年以来の雨のレースが見られるかもしれない。そうすればレースは波乱の予感がする。
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