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2011 Rd.14 シンガポールGP観戦ガイド

 


【開催国概要】
開催国:シンガポール共和国
首都:シンガポール
地理:マレーシアに隣接するシンガポール島と周辺の島嶼を領土とする都市国家
人口:4,737千人(世界118位)
GDP:約18兆円(世界第44位)
公用語:英語、マレー語、中国語
通貨:シンガポールドル


【サーキット】
シンガポール市街地コース
5.067km×61周=309.087km

2008年に史上初めて夜間に開催された市街地を利用したサーキットで、今年もナイトレースで開催される。
今シーズン、F1が開催されるサーキットで四つしかない、左回りのレイアウトを持つ。

夜のレースなので気温が下がるが湿度は高いので、ドライバーにとっては体温が上昇し、厳しいレースとなる。

エスケープロードが少なく、一瞬のミスは即リタイヤを招く。
1速と2速で抜けるコーナーが多いため、平均スピードは200Km/hを下回る。

コース幅がかなり狭い部分もあり、追い抜きは極めて難しい。
追い抜きのポイントは長い直線の後のターン7。
【エンジン】
エンジンの全開率が低いので、エンジンにとっての負荷は比較的低い。
エンジンパワーの重要性は比較的低く、メルセデス・ベンツ以外のエンジンにもチャンスがある。
低速からの立ち上がりポイントが多いので、低回転域からトルクの出るルノー・エンジンは有利。


【シャシー】
最もブレーキが厳しいサーキットの一つ。
ビッグブレーキングのポイントはあまりないが、ブレーキングする場所が連続し、冷却面でとても厳しい。
温度が制限以上に上昇するとディスクは急速に劣化するので、効率的なブレーキのクーリングを実施しないと、耐久性が問題となる。

路面に凸凹した部分が多く、優れたサスペンションを持つマシンはアドバンテージがある。
減速と加速を繰り返すので、トラクション性能に優れたルノーは有利。

低速コーナーが多いので、各マシンはドラッグを無視して、最大限のダウンフォースをつける。
路面がパンピーであり車高を上げて走るので、空力的に優れたマシンより、メカニカルな部分が優れたマシンが有利。

【DRS】
検知ラインはターン4で、ターン5の立ち上がりからDRSの動作が可能。
ただし、DRSがあっても、なくても追い抜きは難しいだろう。


【タイヤ】
ピレリはスーパーソフトとソフト・タイヤを持ち込む。
市街地コースなので、路面はスムーズで、タイヤには厳しくない。
普段使われていないサーキットなので、路面のラバーが1周毎にのってきて、ラップタイムが向上するので、予選では各セクション、最後のアタックが非常に重要。

気温は高いが夜のレースなので、直射日光がなく、路面温度は気温とほぼ同じか、それ以下になる可能性もある。

【ピット戦略】
タイヤのタレは少ないので、2ストップか3ストップ。
フューエル・エフェクトは小さい。
ストップ時間は、18秒+静止時間。

【レース展望】
低速サーキットでも無敵のレッドブルが優勝候補筆頭。
ただし、マクラーレンとフェラーリも競争力があるだろう。
全ては予選とスタートにかかっている。
レース中の追い越しは困難なので、予選で失敗すると勝利は望めない。


【過去3年間の優勝者】
2008 F・アロンソ<ルノー>
2009 L・ハミルトン<マクラーレン>
2010 F・アロンソ<フェラーリ>
 

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