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2012 Rd2 マレーシアGP観戦ガイド



【開催国概要】
開催国:マレーシア
首都:クアラルンプール
地理:東南アジアに位置し、マレー半島南部とボルネオ島北部を領土とする
政治:連邦立憲君主制国家で国王が存在するが、任期は5年で世襲ではない
公用語:マレーシア語
気候:熱帯雨林気候。常夏で年間平均気温は26度前後。5~9月が雨期だがスコールは年間を通じてある

【サーキット】
セパン・インターナショナル・サーキット
5.543km×56周=310.408km

サーキットのレイアウトは低速・中速・高速コーナーがバランスよく配置されており、マシンの総合力が試される。
今後のシーズンを占う上では、非常に重要なサーキットとなる。
二本の長いストレートも配置されており、トップスピードの高いマシンは有利。
高温多湿の気候は、エンジンやブレーキも厳しいが、ドライバーにも厳しい。
夕方スタートの為、スコールの可能性は高く、一度雨が降り始めると大雨になり、レース中断の可能性は高い。
【エンジン】
二本の長いストレートと高速コーナーがあるので、エンジンへの負荷は最も高いサーキットの一つである。
高温多湿もエンジンの冷却には厳しい条件であり、各マシンは冷却性能を試される。

【シャシー】
高速、中速、低速コーナーがそろうセパン・サーキットは、マシンのセットアップが難しい。
また長い直線二本があることも、セットアップに妥協を強いる。
ダウンフォースのレベルはミドルとハイの中間で比較的多めになる。
長い直線の後のブレーキングポイントでは安定感が重要になるが、これは低速コーナーでの速さと相反する条件なので、妥協ポイントを探るのが難しい。

【ブレーキ】
燃料補給がなくなったことによりスタート時の重量が増加し、ブレーキへの負荷が増えている。
長い直線の終わりで大きなブレーキングポイントが二つあり、負担は大きい。
ブレーキが厳しくなると、直線の終わりで簡単にオーバーテイクされてしまう。

【DRS】
マレーシアでは検知ポイント及び動作ポイントは1カ所。
オーストラリアGPではDRS動作ポイントが2カ所設定されたが、マレーシアでは、車両のタイム差が1秒以内かどうかを計る検知ポイント、動作ポイントは、ともに1カ所ずつに決定した。
検知ポイントはバックストレートの終盤、動作ポイントは最終コーナー直後に設けられた。

【タイヤ】
ピレリ・タイヤは、ミディアム・タイヤとハード・タイヤを持ち込む。
これはマレーシアの高温と高速コーナーがあることへの対応である。
回り込むような低速コーナーもタイヤへ大きな負荷がかかる。
だが予選はオプション(ミディアム)で上位を狙いたい。
いかにレース序盤でソフトタイヤをいたわって走れるかがポイントとなる。

【ピット戦略】
ロスタイムは18秒。
タイヤへの負荷は比較的厳しく、3ストップか4ストップが予想される。
夕方スタートなのでスコールが心配され、雨の可能性がある場合は、降るタイミングを読みながら、ピットインの時期を探る。

【レース展望】
高速コーナーがあり総合力が問われる、このサーキットでレッドブルの逆襲があるかどうかが注目点。
ただオーストラリアとの2週連続開催となり、大きなアップデートは難しいので、ややマクラーレン有利か。
長い直線が二本あるので、直線スピードが速いメルセデスが予選上位にくる可能性もある。
大雨が降れば何が起こるかわからない状況となり、誰が勝つのかは全く予想がつかなくなる。

【過去5年間の優勝者】
2007 F.アロンソ<マクラーレン>
2008 K.ライコネン<フェラーリ>
2009 J.バトン<ブラウン>
2010 S.ベッテル<レッドブル>
2011 S.ベッテル<レッドブル>
 

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