2013 Rd.16 インドGP観戦記 作戦を間違えたアロンソ
アロンソのQ2のタイムはQ3では3位のタイムである。しかもQ2からQ3へ路面が改善されておりその効果が0.3~0.5秒前後あったことを考えるともしアロンソがQ3をソフトでアタックしていれば、2位でスタートできた可能性が高い。
そうするとその後のレース展開は全く違っていただろう。スタートがいいアロンソはベッテルの前に出ていいレースができた。しかもフェラーリはレッドブルよりタイヤに優しい。これはベッテルには嫌な展開だったはずだが、Q3でミディアムでアタックしたアロンソは8位からスタート。スタート直後の1コーナーでウェバーと接触し、2周目に破損したフロントウィングの交換を強いられた。これは最初のミディアムで引っ張ろうと考えていたアロンソの作戦を破壊し、彼は11位でフィニッシュしノーポイントに終わった。
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