2014年はパワーユニットのレギュレーションが大幅に変更になり、エンジン音にも劇的な変化が見られた。どうエンジンサウンドが変化したのか聞いてみよう。
ここに今年のオーストラリアGPと昨年の同じレースを比較した動画ある。これを見るとサウンドの変化が一目瞭然である。是非、一度お聞きいただきたい。
いかがであろうか。明らかに昨年のサウンドは音量も大きく迫力がある。今年は低音で迫力がない。もちろんこれはパワーユニットの違いだけではない。
エンジン回転数は今年、1万5千回転に抑えられているし、実際には燃料流量制限があり常用としては1万2千回転がほぼ上限であろう。そうなると音が低くなるのも当然である。
またターボが装着されれば音は直接外に出ずに、ターボの羽に当たってから外に出されるので迫力はなくなる。
現場でF1を観る時の一番の魅力はサウンドである。そのサウンドがこれだけ変化すれば、観戦者数に変化が見られてもおかしくはない。
我々はこの音を実際、鈴鹿で効いた時にどう感じあるのであろうか。