【開催国概要】
開催国:マレーシア
首都:クアラルンプール
地理:東南アジアに位置し、マレー半島南部とボルネオ島北部を領土とする
政治:連邦立憲君主制国家で国王が存在するが、任期は5年で世襲ではない
公用語:マレーシア語
気候:熱帯雨林気候。常夏で年間平均気温は26度前後。5~9月が雨期だがスコールは年間を通じてある
【サーキット】
セパン・インターナショナル・サーキット
5.54km×56周=310km
コーナー数:15
今年で16回目を迎えるマレーシアGP。
サーキットは低速・中速・高速コーナーがバランスよく配置されており、マシンの総合力が試される。今後のシーズンを占う上では、非常に重要なサーキットとなる。
二本の長いストレートでは追い抜きも比較的簡単であり、トップスピードの高いマシンは有利。
高温多湿の気候は、エンジンやブレーキも厳しいが、ドライバーにも厳しい。
現地時間の16時にスタートするのでスコールの可能性は高く、一度降り始めると大雨になりレース中断の可能性が高い。
【エンジン】
二本の長いストレートと高速コーナーがあるので、エンジンへの負荷は最も高いサーキットの一つである。高温多湿もあり、エンジンの冷却には厳しい条件で、各マシンは冷却性能を試される。
特に今年のパワーユニットは大きな冷却容量が必要であり、冷却用の穴を開けたマシンが多く見られる。
最高速:312km/h(DRS ON時)、300km/h(DRS OFF時)
全開率:65%