レッドブルと優勝を争ったフェラーリのベッテルもタイヤ作戦を誤ってしまった。彼らには彼らの事情があった。 まずベッテルは第1スティントでソフトタイヤをはいてとてもいいペースで走れていた。そして最初のタイヤ交換をレッドブルや…
攻めるベッテル、だがメルセデスは脅かせず
今回もフェラーリは攻めた作戦でレースにのぞんだ。 レース前は2ストップが3ストップより5秒速い予想だった。ただこれは計算上のことで、比較的抜きやすいインテルラゴスサーキットとはいえ、インフィールドセクションで遅いマシンに…
ベッテルとライコネンの明暗
これが4年連続チャンピオンになったドライバーの実力なのだろう。予選ではわずかに及ばず4位だったが、決勝ではロズベルグのリタイヤに助けられたが2位を獲得した。 予選ではマシンのフィーリングが良くなかったのだが、決勝ではそれ…
2位を失ったベッテル
View image | gettyimages.com スタートで出遅れたロズベルグをかわしたベッテルはスタートから2位をキープしていた。だが2度目のタイヤ交換で先にタイヤ交換したロズベルグに抜かれてしまった。 もしベ…
ベッテル 完勝の秘密
View image | gettyimages.com ベッテルはメルセデスや他のチームも苦しんだタイヤ温度を一周にわたり、適切な温度領域に入れていたと思われる。23ものコーナーがあり、しかも夜間に予選を…
ベッテルがタイヤ交換しなかった理由
View image | gettyimages.com ベッテルはベルギーGPで1ストップ作戦を実行した。残り2周で彼の右リアタイヤはバーストして、彼らの作戦は失敗に終わった。ではなぜ彼らは1ストップ作戦…
ベッテルは幸運でアロンソは不運なのか?
今年フェラーリへ移籍したばかりのベッテルが2戦目のマレーシアGPで無敵のメルセデスを破って優勝した。一方フェラーリからマクラーレンへ移ったアロンソはリタイヤ。両者の明暗は分かれる結果となった。 もしアロンソがフェラーリへ…
引退寸前だったベッテル
4年連続の世界チャンピオンだったセバスチャン・ベッテルが昨年、引退を考えていたことを、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが明らかにした。 「セブは昨年続けるべきか辞めるべきか考えていた時期があった。それ以…
2014 Rd.14 シンガポールGP観戦記 勝てるチャンスのあったベッテル
シンガポールGPは非常にオーバーテイクが難しいサーキットである。だからスタートで前に出られれば、追い抜くのは極めて難しい。普通であれば、スタートでハミルトンを抜けなかったベッテルは、2時間の長いレースの間、ハミルトンの後…
2014 Rd.13 イタリアGP観戦記 またもリカルドに敗れたベッテル
ここ最近、復調の兆しを見せているベッテル。ここ5レース中4レースの予選でリカルドを上回っている。昨シーズンと全く変わってしまったレギュレーションのマシンで苦しんできたベッテルがようやく本領を発揮し始めたのかと思われていた…