2014年から認められたシーズン中のテストである、インシーズンテストがバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催され、初日から連続でメルセデスがトップタイムを記録した。
メルセデスのドライバーは初日のロズベルグからハミルトンに変更したが、速さは何も変わらなかった。
ルイス・ハミルトンは2位のベルニュに1.4秒もの大差を付けている。テストでは各チームが何をしているのかはわからず、単純にタイム差だけを比較しても無意味ではあるのだが、それを考えてもこの差は大きい。
またこの日もハミルトンは120周も走行し、走行距離は最長であった。初日のロズベルグも最速タイムと最長距離を走っていて、メルセデスは速さだけではなく、信頼性も抜群である。
ハミルトンはウィリアムズのナスリと共に、この日はタイヤテスト専用デーに当てられた。今年からシーズン中に全8日間開催されるインシーズンテストでその中の1日はピレリタイヤのテストを専門にしなければならない。
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初日から続けてフェラーリをドライブするアロンソはわずか12周しただけでコースを去った。チームはアロンソのシャシーに大きなダメージを発見し、これ以上走行する意味がないと考えて、早々とテストを終えた。
マクラーレンのマグヌッセンは3位タイムを記録したが、テスト走行中にサスペンショントラブルでスピン。赤旗の原因を作った。
次回のインシーズンテストは5月のスペインGP終了後におこなわれる予定である。
【2014 インシーズンテスト Day2 @ バーレーン結果】
Driver
Team
Best time
Laps
タイム差
1
Lewis Hamilton
Mercedes
1’34.136
120
2
Jean-Eric Vergne
Toro Rosso
1’35.557
64
1.421
3
Kevin Magnussen
McLaren
1’36.203
26
2.067
4
Sergio Perez
Force India
1’36.586
63
2.45
5
Daniel Ricciardo
Red Bull
1’37.310
67
3.174
6
Jules Bianchi
Marussia
1’37.316
93
3.18
7
Giedo van der Garde
Sauber
1’37.623
77
3.487
8
Fernando Alonso
Ferrari
1’37.912
12
3.776
9
Marcus Ericsson
Caterham
1’39.263
66
5.127
10
Felipe Nasr
Williams
1’39.879
64
5.743