2014 RD.3 バーレーンGP観戦記6 不完全燃焼の可夢偉
今回の可夢偉は今年初めてまともにフリー走行で走ることができたが、逆にレースでは活躍できなかった。
FP1では契約の関係でリザーブドライバーのロビン・フラインスが走行したが、FP2とFP3は順調に周回数を重ねることができ、FP3では16位タイムを記録して予選に期待が持たれた。
だがさすがに完全ドライの予選ではマシンの実力不足が出てしまい19位となりQ1で脱落。それでもライバルのマルシアに0.3秒の差をつけているので、いい走りである。
レースでは1周目にブーストとエネルギーの放出でトラブルが出て、加速が悪くなる問題があったが、それを解決した後は順調にドライブ。
だがセーフティーカーが入ったにも関わらず最後に燃料が厳しくなり、レース終盤はペースを上げることができずに15位でレースを終えた。もしセーフティカーが入っていなければ、ケータハムがどうなっていたのかは興味深い。
次の中国GPでは初めてのアップデートが入る予定なので、可夢偉のレースに期待したい。
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