コバライネン初ポール ウェバー2 位 イギリスGP予選
正直言って、予想外の結果と言わざるを得ない。コバライネンのポールは驚きではない。
彼は今シーズン、ハミルトンを予選で何度も上回っている。
チームメイトのハミルトンは、第一セクターと第二セクターではチームメイトを上回る速さを持ちながら、地元ということなのか、いつもの冷静さを欠き、彼らしくないミスの多いアタックとなり、4位に沈んだ。
それよりも、驚いたのがフェラーリが3位と9位だったことだ。ここシルバーストーンでは、圧倒的な強さを持つと思われていただけに、驚きとしか言いようがない。セットアップがうまくいかなかったのではないか?という意見もある。だが、彼らは6月24日から3日間、合同テストに参加していた。ここでの、彼らのペースは悪くなかった。
これで、セットアップができなかったというのであれば、彼らはあの3日間何をやっていたというのだろうか。唯一考えられるのは、風が思った以上の強かったので、うまくバランスが取りづらかったのかもしれないが、それもここシルバーストーンでは、予想の範囲内。
どうも、今年のフェラーリは優れたマシンと、ひどいオペレーションが混在しており、評価がしにくい。
もっと驚いたのが、ウェバーの二位だ。レッドブルのマシンは、あのニューウェイが設計したマシンなので、空力的に優れているのは当然で、シルバーストーン向きのマシンではあるのだが、それでも二位の結果には驚いた。ミスをするドライバーが多い中で、ウェバーはきっちりとタイムをまとめてきた。ドライバーの頑張りがないとできない結果だ。
さらに驚きは、トロ・ロッソのベッテルが8位。レッドブルへの移籍が噂される、この若いドライバーはなかなかすごい。最近、BMWのクビサが賞賛されているが、私はベッテルの方が優れているのではないかと密かに思っている。実質、レッドブルと同じマシンで、シルバーストーン向きとはいえ、トロ・ロッソで雨でもないのに、8位はすごいと言わざるを得ない。今年は、波乱が多いシーズンではあるが、雨も降らないのに、こんなに驚きの多い予選は、うれしい誤算だ。
上位に並んだ、驚きのドライバーたちの活躍を願わずにはいられない。ここシルバーストーンは、追い抜きの優しいサーキットではないので、彼は有利にレースを進められるだろう。だが彼らに立ちふさがる敵は、上位チームだけではない。
日曜日は雨の可能性もある。もっとも、雨の可能性がないシルバーストーンなんて、シルバーストーンではない。晴れでも、雨でも、どちらにせよ楽しみなレースになりそうだ。
イギリスGP予選結果
1 コバライネン
2 ウェバー
3 ライコネン
4 ハミルトン
5 ハイドフェルド
6 アロンソ
7 ピケ・ジュニア
8 ヴェッテル
9 マッサ
10 クビサ
11 クルサード
12 グロック
13 ボーデ
14 トゥルーリ
15 中嶋一貴
16 バリチェロ
17 バトン
18 ロズベルグ
19 スーティル
20 フィジケラ
- マッサ、まさかのクラッシュ イギリスGP 初日フリー走行 1回目
- ハミルトンの幸運と実力 イギリスGP観戦記
なんかここにきて、やたら記事が乱発されてませんか?
何か昔の記憶を消したいような印象ですが・・・。
コメントありがとうございます。
消したい記憶が多々ありますが、昔の記事を消したいわけではありませんよ。
それに消したい記事は、消せますしね(^^)。
今までは、考えたコラムを発信してきましたが、速報性も少し出そうかなと思い、記事を多く出しています。
内容的には少し浅いかもしれませんが、速報性を入れてみました。
また、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
消したい記憶が多々ありますが、昔の記事を消したいわけではありませんよ。
それに消したい記事は、消せますしね(^^)。
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内容的には少し浅いかもしれませんが、速報性を入れてみました。
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