2014 Rd.8 オーストリアGP FP1 トラブルに見舞われながらもロズベルグがリード

予想通りメルセデスの2台はこのコースで速い。11年ぶりに戻ってきたレッドブルリンクでの最初のフリー走行で、メルセデスの2台はトップ2を独占した。しかしニコ・ロズベルグはメカニカルトラブルに見舞われた。 ロズベルグのマシンはセッション序盤にパワーをロスして、スロー走行をせざるを得なかった。ロズベルグはその後、しばらくピットで作業した後に、コースに戻ったがセッション終了間際に再びピットへ戻った。 ロズベルグはFIAがもっとレースをエキサイティングにするために導入した火花がちる、新しいスキッドブロックを装着して走行したが、それはマシンのパフォーマンスにはほとんど影響を与えない。彼はチームメイトのハミルトンより0.1秒速いタイムでセッションを終えた。 フェラーリのアロンソが3番手タイムを記録。チームメイトのキミ･ライコネンはロズベルグと同様のテストをしながら11番手タイムに終わった。 マッサはコースアウトする場面もあったが、4位のタイムを出した。もう一人のボッタスはターン1で激しくタイヤロックをさせたが、チームはその原因をつかめていない。 上位10台のマシンにはメルセデスパワーのマシンが8台入っており、予想通りの強さを見せつけている。 ベルニュが10位につけて、彼はルノー勢の中では最速である。 レッドブルのベッテルは最終コーナーでスピンし、タイムも15位に終わった。だが幸運にもバリアに当たることは避けられた。リカルドも最終コーナーで大きくワイドに走行する場面もあり、13位タイムでセッションを終了した。 小林可夢偉は19位につけている。   【2014 Rd.8 オーストリアGP FP1 結果】