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イギリスGP観戦ガイド

イギリスGP観戦ガイド 【サーキット】 シルバーストン・サーキット 5.141km×60周=308.355km 今では非常に珍しくなった中高速のコーナーを多く持つクラシック・コース。 第二次世界大戦時に使用された飛行場に作られたので、アップダウンが少ないのが特徴である。 バンプは少ないが、路面表面は粗く、また高速コーナーが多いことから、タイヤには優しくない。 前半のマゴッツ、ベケッツ、チャペルの連続高速コーナーが見所。 ここでは、マシンのエアロダイナミクス性能が問われる。 後半の低速区間とのバランスが難しいが、万能のブラウンGPは苦にしないだろう。 天候が非常に不安定であり、幾多のドラマを生み出してきた。 天候と気温次第では、番狂わせもありそうである。 今年で最後の開催となるのが、非常に残念である。 【エンジン】 全開率は71% V8エンジンになってから、全開率が59%から大幅にアップしたので、エンジンの負荷は大きくなった。 高速コーナーが多いのでトップエンドでの反応性が求められる。 【エアロダイナミクス】 中高速コーナーが続くコースレイアウトであり、エアロダイナミクスの重要度は非常に高い。 その為、エアロダイナミクスの効率がいい、ブラウンGP、レッドブル、トヨタは有利である。 一方、マクラーレンにとっては絶望的なコースになる。 路面状態が比較的いいので、トヨタにとっては向いているコースである。 周りに何もないので、風の影響を強く受ける。 そうなると、レッドブルには不利になる。 【KERS】 マクラーレンとフェラーリは搭載する。 ルノーは使用しない。 BMWは未定だが、使用しない可能性が高い。 低速から立ち上がる最終コーナーからの加速では有効だが、メインストレートは短く追い抜きは極めて難しい。 【タイヤ】 ブリヂストンはソフトとハードタイヤを持ち込む。 気温が低いが、路面は粗いのと高速コーナーが多いので、タイヤには厳しい。 ブラウンGPがここで、負けるとすれば気温が低くタイヤ温度が十分に上昇しない時だろう。 【ピット戦略】 2ストップが基本。 3ストップはタイヤのタレ次第だが、抜くのが難しいので、シミュレーション的には速いかもしれないが、実行は難しい。 フューエル・エフェクトが大きいサーキットなので、1ストップはないだろう。 ストップ時間は、16秒+静止時間。 【レース展望】 優れたエアロダイナミクスとトラクションを持つブラウンGPが有利である。 優勝候補の筆頭は、もちろんバトン。 ただ、バリチェロはシルバーストーンを得意としており、どこまで巻き返すかが見所。 対抗するのは、レッドブル。 気温が低くなれば、タイヤが暖まりやすいレッドブルには有利で、ブラウンGPには不利に働く。 気温や路面温度、風といった自然条件が勝敗を分ける鍵になりそうだ。

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