アウディのワークスドライバーであるアンドレ・ロッテラーがケータムからベルギーGPに出場することがほぼ確定的になった。交代するドライバーは既報の通り日本の小林可夢偉である。
チームは今日明日中にはこの変更を正式に発表すると見られる。本来であれば19日中に発表される予定であったが、提出する書類の遅れから、スーパーライセンスの承認が遅れたために、翌日に持ち越しになった。だが彼は既にスーパーライセンス発給の条件をクリアしているので、ライセンスに関しては問題ないであろう。
この契約は当面ベルギーGP1レースのみになる。その後については継続される可能性もあるし、可夢偉が戻ってくる可能性もある。
ロッテラーのF1ドライブの機会は、最初に当時のジャガーを十代の時にテストして14年後に訪れた。18歳の時にテストドライブした彼も既に32歳である。
ロッテラーは今週末に茂木で開催されるスーパーフォーミュラへの欠場の許可をTOMSから得ている。またWECへ参戦しているアウディからもF1参戦の許可を得ていると見られる。
この契約にはスポンサーには絡まないと考えられている。彼の役割はマシンに関して助言を与えることになる。彼はケータハムの顧問であるコリン・コレスと強い結びつきがあり、今回のドライブはそれがものをいって実現したと見られる。
実績のあるロッテラーに一度ドライブさせて、マシンの戦闘力を確認し、マシンに関する意見を別の視点からもらおうとする意図があると見られる。ただ今後どうなるかは今回のロッテラーのドライビング次第である。
もっともロッテラーも一流のドライバーである事は間違いなく、今後の可夢偉のシートは不透明である。
我々日本人からすれば日本で活躍するロッテラーがF1をドライブするのは、とてもうれしいが、交代するドライバーが日本の小林可夢偉である事は何とも皮肉な結果である。