オーストラリアでは勝てないが進化していく バトン
今年、マクラーレン・ホンダをドライブするバトンは、開幕戦で表彰台に登るのは難しいと認めながらも、1年間を通して進化していくと予想している。
「我々の第一の目標は最初のレースで完走して、経験を積むことだ」とバトンは東京の記者会見で述べた。
「僕たちは最初のレースでは勝てないだろうし、表彰台にも上れないだろう」
「シーズンの序盤が苦しくなるのはわかっている。他のチームやパワーユニットメーカーは1年間の経験があるからね。自分達の目標は年間を通じて改善していくことだ」
バトンは最初のテストでトラブルに見舞われたにも関わらず、マクラーレンが新しく提携したホンダとうまく仕事をしていると話した。
「マクラーレンもホンダもうまくやっていると思う」
「彼らは一緒に進んでいるし、一つになって仕事をしている。それが重要だ。世界チャンピオンになる唯一の方法は1つになってやることだ。ホンダとマクラーレンではなく、マクラーレン・ホンダとしてね」
「これがとても重要だし、すでにいい関係をもって仕事できているのは素晴らしいね」
2006年にホンダで初勝利をあげたバトンは、日本のファンにはホンダが必要だと話した。
「日本にはたくさんのF1ファンやモータースポーツのファンがいるけど、日本のエンジンメーカーが戻ってきたのは、とても意味のあることなんだ」
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