F1 ニュース&コラム Passion

2012 Rd17 インドGP観戦ガイド

ブッダ・インターナショナル・サーキット

【開催国概要】
開催国:インド共和国
首都:ニューデリー
地理:南アジアに位置する連邦共和国
人口:1,198,002千人(世界2位)
GDP:約100兆円(世界第11位)
公用語:ヒンドゥー語、英語
通貨:ルピー

【サーキット】
ブッド国際サーキット
コース全長:5.125km 周回数:60周 レース距離:307.249km
コーナー数:16 平均速度:210km/h
PP位置:トラック左側
PPタイム:1分24秒178(S.ベッテル レッドブル 2011)
ファステストラップ:1分27秒249(S.ベッテル レッドブル 2011)

昨年、初開催され今年で二回目となるインドGP。
セクター1は直線と低速コーナーを組み合わせてあり、セクター2と3は中高速コーナーが多いテクニカルなコースである。
合計16のコーナーがあり、最高で8%~10%程度の勾配があり、アップダウンが大きく、ドライビングは難しい。
オーバーテイクポイントはターン1の飛び込みとバックストレート。
名物コーナーは右回りに回り込むターン10と11であり、ここは高速ヘアピンとも呼べるユニークなコーナーである。トルコのターン10と違い奥になるほど、Rがきつくなる。
レコードライン以外はとても埃っぽく、タイムロスが多い。

【エンジン】
長い直線が3本あり、エンジンパワーがあるマシンは有利。
ただし低速コーナーからの立ち上がりも4カ所あり、低速トルクのあるエンジンも競争力がある。
エンジン全開率:70%(平均)
燃料搭載量:161Kg 燃料消費量:2.65Kg/LAP
フューエル・エフェクト:0.35秒/10Kg(平均よりやや高め)
最高速度:323Km(DRS ON)、310Km(DRS OFF)

【シャシー】
基本的にダウンフォースが必要なサーキット。
サーキットの前半部分と後半部分で求められる特性が違うので、セットアップの妥協点を見つけるのが難しい。
今年はDRSがあるのでダウンフォースをつけてくるマシンが多いと見られる。
特にターン3での立ち上がりがバックストレートでの直線スピードとタイムに影響が大きいので、ギア比を高めにするか低めにするかは、予選を重視するか、決勝を重視するかで別れるだろう。
低速からの立ち上がりを考えると、足回りを柔らかくしたいが、後半のテクニカルな部分では車高を安定させたいので、固くしたい。
ブレーキへの負荷は平均レベル。

【DRS】
インドGPでは、DRSの検知ポイントが二カ所設置される。
最初の検出ポイントはターン15の出口10mにあり、ターン16立ち上がり36mから使用可能、メインストレートでオーバーテイクが可能になる。
二つ目の検出ポイントはターン3の手前16mで、ターン3の430m後のバックストレートでの使用が可能になる。こちらの方が距離が長いので、オーバーテイクが多く見られるかもしれない。
昨年はオーバーテイクが少なかったので、第二DRSゾーンの距離は80m延長された。
フリー走行や予選でのDRS使用率は1周あたり約62%。

【タイヤ】
ピレリはソフト(黄色)とハード(銀色)を持ち込む。
この組み合わせはスペイン、イギリス、日本GPと同じ。
タイヤへの負荷はシルバーストーンとほぼ同じで、鈴鹿の80%程度。
高温になるとブリスター(特にタイヤショルダー部分)が懸念される。
その為、キャンバー角度は少なめにせざるを得ない。
高速のターン10と11が右回りなので、左のフロントタイヤが痛められ、タイヤ交換の時期を決める要因の一つになる。
二種類のタイヤのタイム差は0.7秒程度と予想される。
気温が上昇すればソフトの性能が発揮できるが、気温が下がるとグレイニングが心配になる。
コースのレイアウト上、左のフロントタイヤがタイヤ交換時期の鍵を握る。
低速からの立ち上がりが4カ所あり、リアタイヤのタレには気をつけなければならない。

【天気予報】
天気は安定している予報だが気温は高め。
気温は30度前後で、路面温度は40度に届きそう。

【ピット戦略】
2ストップが基本となる。
トップ10ドライバーは予選で使用したソフトタイヤでスタート。
最初のストップが15周前後で、二回目が38周前後と予想され、共に新品ハードに交換するだろう。
1ストップで最後までいくにはセーフティカーなどの要因がないとギャンブル。
ちなみに、昨年はSCが出動しなかった。
二種類のタイヤのタイム差が大きいことが予想されるので、ソフトタイヤがメインとなるだろう。
決勝レース途中から路面コンディションが劇的に変化するので、レースではラップタイムを見ながら臨機応変に対応しなければならない。
ロスタム:16秒+制止時間

【レース展望】
頭一つ抜け出したレッドブルが優勝候補の筆頭にあげられる。
フェラーリも新しいエグゾーストを投入して追い上げにかかる。
だがコース自体はレッドブル向きなので、ベッテルが勝つ可能性が高いだろう。
アロンソは2位を狙いつつベッテルに迫りたい。

【過去5年間の優勝者】
2011 S.ベッテル<レッドブル> 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください