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フェラーリが予選で遅い理由

フェラーリが予選で苦労する理由を元ジョーダンのデザイナーであるゲイリー・アンダーソンはDRSの付きが悪いのではないかと述べている。
DRSの付きとはDRSをオン状態からオフ状態にした時のダウンフォースの戻る時間のことである。これに時間がかかるとコーナーの入口で不安定になる。

通常、予選とフリー走行ではDRSを無条件で使用することができる。その為、ほんの短い直線でも彼らはDRSを使用する。問題はこのダウンフォースが戻る時間である。同じ問題を昨年、メルセデスは抱えていて苦労した。DRSオフ時のダウンフォースの戻りとDRSの効率は反比例するようだ。つまりDRSの効率を高くすると、オフ時のダウンフォースの戻りが遅くなると思われている。
 特にコーナーの入口では、マシンの姿勢が前傾し、リアの地面との間隔が広がり、ディヒューザーでのダウンフォースが減る。そこにリアウィングのダウンフォースがすくないと、マシンが不安定になるのは当然である。

ちなみにフェラーリのDRSは効率がいいと言われており、この点からも彼らのダウンフォースの戻りが遅いことが裏付けられている。

このことで彼らがストレートでのタイムを稼いでいるが、それ以上にコーナー入口でのマシンの安定性を失っているのであれば、フェラーリが予選であれほど遅いのに、決勝ではいいペースを得られるのも納得である。

レースでDRSは限られた区間と限られた場面でしか使えないから。

そうなるとドライバーはDRSをコーナー手前からオフにしなければいけなくなり、DRSのメリットを100%活かすことができなくなる。

ただこのリア・ウィングであるが修正は比較的短時間でできると言われている。
果たしてフェラーリはこの問題を解決することができるのであろうか。

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