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2012 Rd20 ブラジルGP 観戦ガイド



【開催国概要】
開催国:ブラジル連邦共和国
首都:ブラジリア
地理:南米大陸中央東部に位置する南米随一の大国
人口:約193,734千人(世界5位)
GDP:約200兆円(世界第9位)
公用語:ポルトガル語
通貨:レアル

【サーキット】
アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ
距離:4.309km 周回数:71周 レース距離:305.909km
コーナー数:20 
ポールポジション位置:コース右側
PPタイム:1分10秒646(R・バリチェロ/フェラーリ 2004)
FL:1分11秒473(J-P・モントーヤ/ウィリアムズ 2004)

サンパウロ郊外に位置する、カレンダーに六つしかない左回りのレイアウトを持つサーキット。その為、通常とは逆方向へ力が掛かるので、首へのストレスが大きい。また路面がバンピーであり、高温なのでドライバーの肉体的負荷が大きい。

高低差も大きくドライビングは難しい。特に1コーナーから2コーナーにかけてのエス・ド・セナは急激に下りながら左右と切り返し、リアのトラクションが抜けるので、雨が降ると非常に危険なコーナーとなる。

オーバーテイクはターン1の飛び込みと、バックストレート終わりターン4の飛び込みでのブレーキングがチャンス。比較的追い抜きはできるコースである。

元々の名前はインテルラゴスといい、これは「湖の間」という意味である。実際、元々湖があった場所に建設されており周辺部と比べても天候が不安定なサーキットで、急に雨雲が生成され、スコールが降ることもあり、これまで多くのドラマを生み出してきた。今年はどうだろうか。
 【エンジン】
全開区間は60%で平均よりやや高め。
最終コーナーから1コーナーまで長い直線があり、全開区間が15秒以上続くので、エンジンパワーは重要で、メルセデスのエンジン搭載車は有利である。
ただ800mの標高に位置する為、エンジンパワーは約7%落ち、エンジンの負荷は比較的軽い。また低速のインフィールドもあるので、低回転域でのトルクも重要となる。
最高速:323km/h(DRS ON)、311km/h(DRS OFF)
燃料搭載量:144kg(やや低め)燃料消費量:2.10Kg/ラップ(低い)

【シャシー】
ダウンフォース量はやや高め。
長い直線の部分の多い第一セクター、第三セクターと、低速コーナーの多い第二セクターがあり、セッティングの妥協点を探すのが難しい。第一セクターと第三セクターでは、低いドラッグでトップスピードを稼ぎたいが、第二セクターでは、大きなダウンフォースでコーナーリングを速くして、立ち上がりのトラクションを稼ぎたい。ドラッグを低くすれば、レースではストレートでのパッシングやポジションキープには役に立つが、第二セクターでタイムを失う。
タイム的にはダウンフォースを増やしても減らしても、変化は少ないので、予選順位とレース戦術、そして最後はドライバーの好みの問題となる。ブレーキに関しては、負荷はあまり大きくない。
フューエルエフェクト:0.27秒/10kg(平均)

【DRS】(2011年のデータ)
DRSゾーンは一カ所だけ設けられる。
場所はターン3と4の間のバックストレート。
検知ポイントはターン2の直前。

【タイヤ】
ピレリはハード(銀)とミディアムタイヤ(白)を持ち込む。
二種類のタイム差は0.8秒と予想される。
サーキットはタイヤへの攻撃性も高くなく、ハイスピードコーナーも多くないので、タイヤには厳しくない。
ミディアムが25周、ハードは30周程度走れると見られる。
金曜日に2013年型タイヤのプロトタイプ2セットが追加で提供され、来年のタイヤを理解する為のいい機会になる。

【天気予報】
この時期のサンパウロは夕立が日常的である。
気温は25度で土曜日と日曜日は雨の可能性がある。
特に日曜日は大雨の予報があり、予断を許さない。

【ピット戦略】
気温が高くなると予想されるので、2ストップが主流になると思われるが、1ストップもほぼ同じペースでフィニッシュ可能。
ラバーインするタイミングやソフトタイヤの新しいコンパウンドなど不確定予想が多いので、金曜日から土曜日の路面状況を見ながら、レース中も臨機応変に対応していく事が求められる。
タイヤ交換の鍵はリアタイヤ。
ロスタイムは、15.5秒+静止時間(トータルで20秒弱)。

またSCは過去10回のレースで7回も登場しており、SCの展開を考えつつ戦術を練らなくてはならない。
その為、SCが出る事を考えて1ストップを試みるチームもあるだろうし、二台で作戦を分けるチーム(ザウバーとか)もあるだろう。

【レース展望】
ブラジルGPを3年連続で優勝しているレッドブルが絶対的に有利だが、雨が降れば何が起きても不思議ではない。
SCの出る確率も高いので、その場合戦術的に対応力の高いチームが有利になる。

【地元出身ドライバー】
フェリペ・マッサ<フェラーリ>
ブルーノ・セナ<ルノー>

【過去6年間の優勝ドライバー】
2006 F.マッサ<フェラーリ> 
2007 K.ライコネン<フェラーリ>
2008 F.マッサ<フェラーリ>
2009 M.ウェバー<レッドブル>
2010 S.ベッテル<レッドブル>
2011 M.ウェバー<レッドブル>

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