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2013年 Rd.2 マレーシアGP観戦ガイド



【開催国概要】
開催国:マレーシア
首都:クアラルンプール
地理:東南アジアに位置し、マレー半島南部とボルネオ島北部を領土とする
政治:連邦立憲君主制国家で国王が存在するが、任期は5年で世襲ではない
公用語:マレーシア語
気候:熱帯雨林気候。常夏で年間平均気温は26度前後。5~9月が雨期だがスコールは年間を通じてある

【サーキット】
セパン・インターナショナル・サーキット
5.54km×56周=310km
コーナー数:15

サーキットのレイアウトは低速・中速・高速コーナーがバランスよく配置されており、マシンの総合力が試される。
今後のシーズンを占う上では、非常に重要なサーキットとなる。
二本の長いストレートも配置されており、トップスピードの高いマシンは有利。
高温多湿の気候は、エンジンやブレーキも厳しいが、ドライバーにも厳しい。
夕方スタートの為、スコールの可能性は高く、一度雨が降り始めると大雨になり、レース中断の可能性は高い。
【エンジン】
二本の長いストレートと高速コーナーがあるので、エンジンへの負荷は最も高いサーキットの一つである。
高温多湿もエンジンの冷却には厳しい条件であり、各マシンは冷却性能を試される。
最高速:312km/h(DRS ON時)、300km/h(DRS OFF時)
全開率:70%
必要燃料量:153kg

【シャシー】
高速、中速、低速コーナーがそろうセパン・サーキットは、マシンのセットアップが難しい。
また長い直線二本があることも、セットアップに妥協を強いる。
ダウンフォースのレベルはミドルとハイの中間で比較的多めになる。
長い直線の後のブレーキングポイントでは安定感が重要になるが、これは低速コーナーでの速さと相反する条件なので、妥協ポイントを探るのが難しい。
フューエル・エフェクト:0.36秒/10kg

【ブレーキ】
長い直線の終わりで大きなブレーキングポイントが二つあるが、他は軽いので全体的に見ると普通である。
ブレーキが厳しくなると、直線の終わりで簡単にオーバーテイクされてしまう。
ブレーキ負荷:普通
ブレーキ区間:1周の15%

【DRS】
マレーシアでは検知ポイント及び動作ポイントは2カ所。
最初の検知ポイントはターン12と13の間、動作ポイントはターン14立ち上がりのバックストレート。
二つ目の検知ポイントは最終コーナー中程で、動作開始ポイントは最終コーナー立ち上がり。

【タイヤ】
ピレリ・タイヤは、ミディアム・タイヤ(シルバー)とハード・タイヤ(オレンジ)を持ち込む。
これはマレーシアの高温と高速コーナーがあることへの対応である。
回り込むような低速コーナーもタイヤへ大きな負荷がかかる。
だが予選はオプション(ミディアム)で上位を狙いたい。
いかにレース序盤でソフトタイヤをいたわって走れるかがポイントとなる。

二つのタイム差は0.5秒から0.7秒と予想される。
セパンの路面温度は45度まで上昇する。
これは年間で見ても最高だし、タイヤの動作温度領域としてもほぼ上限である。
ミディアムタイヤの作動温度領域は低く(90℃~115℃)、ハードタイヤは高い(115℃~135℃)。
その為、燃料満タン状態でミディアムスタートのマシンはタイヤにかなり厳しくなる。

【ピット戦略】
ピットレーンの速度制限は100km/hでロスタイムは18秒+静止時間(合計約22秒)。
タイヤへの負荷は比較的厳しく、3ストップが主流になると予想される。
計算上は2ストップが3ストップより約3秒から4秒速い。
新品のミディアムでスタートした場合、16周目に新しいハードに交換し、34周目に最後のタイヤ交換する予想。
夕方スタートなのでスコールが心配され、雨の場合は降るタイミングを読みながら、ピットインの時期を探る為、作戦の柔軟性が求められる。
セーフティカー登場の確率は意外に低く、雨以外ではほとんどない。

【天気予報】
週末の降水確率は30%で日曜日には雷雨の可能性もある。

【レース展望】
高速コーナーがあり総合力が問われる、このサーキットでレッドブルが速いだろう。
ただ問題はタイヤの持ちである。
その点、フェラーリはバランスが取れている。
ロータスは暑いコースでのタイヤ持ちがいいので、キミの予選順位が良ければ連勝もある。
大雨が降れば何が起こるかわからない状況となり、誰が勝つのかは全く予想がつかなくなる。

【過去5年間の優勝者】
2008 K.ライコネン<フェラーリ>
2009 J.バトン<ブラウン>
2010 S.ベッテル<レッドブル>
2011 S.ベッテル<レッドブル>
2012  F.アロンソ<フェラーリ>

過去、このサーキットでアロンソは3勝して現役では最多勝。
他にベッテルとライコネンが共に二勝、バトンが1勝している。
チーム別ではフェラーリが6勝、レッドブルとマクラーレンが2勝している。

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