やはり韓国GPは今年で最後
関係者から入手した情報によると韓国GPの開催者は、韓国GPが今年で最後であると通達されたようである。ただ韓国GPの開催者はそのことを認めていない。
ただこういう事は良くあることである。開催者は韓国GPを開催するにあたり資金を集めたり、足りない分を借りたりしている。そうすると韓国GPがなくなるといきなり金を返せという話になりかねない。であるなら交渉中し、まだ可能性があるように装うことでこれらの問題を先送りできる。韓国GPの誘致には300億円が投じられたと伝えられている。
もっとも先送りしたところで、何の問題の解決にもならないのだが、追い込まれた状況であれば後先を考える余裕はない。それにしても開催が危ぶまれながらも4回開催した事は称賛に値する。確かにマーシャルの動きが悪かったりしたりはしたが、それはモータースポーツの歴史が浅いことを考えれば致し方ない。
今年のレースでセーフティカーが登場する前に消化器をのせたクルマをベッテルの前で登場させたり、ウェバーの火災現場でマーシャルはF1でよく使われる二酸化炭素消火器ではなく、エンジンギアボックスにダメージを与える粉末消火器で消火をして、解説者の森脇基恭氏を「最低ですよここのスタッフ」と激怒させた。
毎回不思議な雰囲気を醸し出していた韓国GPであるが、彼らの命運はつきたようである。
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