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ライコネンのモチベーションは低くない

最近、予選で調子の悪いライコネンに対して、来シーズンフェラーリに移籍するし、今年はモチベーションが下がっているのではとの疑念の声が上がっているようであるが、本当にそうなのだろうか? 彼はハンガリーGP以降の六つのGPの中の5GPで予選で、グロージャンに負けている。 しかもイタリアGP以降三戦連続で9位以下という予選順位である。 だがこれには当然理由がある。 過去の記事でも書いたが、構造の変わった新しいピレリタイヤはライコネンのドライビングスタイルに合っていない。特に予選ではうまく攻められていない。ライコネンはフロントタイヤの食い付き感を大事するドライバーで、そこがないと自信を持って攻められない。 関連記事:ライコネン タイヤの変更で予選が遅くなった 逆にグロージャンにとって新しいタイヤは抜群の相性で、彼が最近調子がいいのはそれが理由である。今のF1は追い抜きが非常に難しい。レッドブルのベッテルでさえも日本GPで、前にマシンが走った状態では最速ではなかった。だから予選順位が後方だと、状況は悪くなる。 しかしそれでもライコネンは韓国GPで2位、日本GPでも5位になっている。それはモチベーションが低くてできる仕事ではない。 それにF1はモチベーションがない状況でドライブできるほど簡単ではない。だから彼もモチベーションがなければドライブしないと言っている。だから彼のモチベーションが失われたということはない。彼の仕事へのアプローチが淡々としているから誤解されているだけである。それがキミ・スタイルである。 関連記事:タイヤと会話する男 キミ・ライコネン  

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