リカルドがレッドブルに移籍するにともない、空いていたトロ・ロッソのシートにロシア人のダニール・クバットが抜擢されることが判明した。
彼はカートでレースキャリアをスタートさせ、2010年にフォーミュラBMWで本格デビュー。その後、フォーミュラルノーを経て、今年はGP3とヨーロピアンF3に参加していた。GP3では現在まで2勝を挙げて、ポイントランキングの2位につけている。彼は英語、スペイン語、イタリア語、ロシア語を話せる。彼は現在19歳。夏にシルバーストーンでおこなわれた、若手ドライバーテストにも参加していた。
彼はレッドブルジュニアプログラムに所属している。
当初はコスタやサインツジュニアが有力視されたが、クバットが抜擢された。
なぜ彼が抜擢されたのか、その本当の理由はわからない。
キャリアだけを見れば有力視された2人が外される理由はない。
トロ・ロッソも資金難で、クバットがロシアのスポンサーを持ち込むとも言われている。
これで来年のトロ・ロッソのドライバーはベルニュとクバットで決定した。