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2005年F-1 Rd1 オーストラリアGP ウラ観戦記

いゃ~、いきなり荒れた開幕戦になりましたね。 予選からしてすごかった。 時間がたつほどに乾いてきた路面。 当然、最後に走るのが一番有利と思いきや、突然の雨。 ミハエルと琢磨はついてなかった。 琢磨がなぜヘビーレインを履かなかったのかと言われていますが、広いサーキットじゃたくさん降っているところ、少ししか降っていないところもあり、判断は難しいよね。 これについてはBARを責められないと思うな。 琢磨のスピンもよくわからない。 予選で攻めているミハエルがスピンせずに、インラップの琢磨がスピン。 タイヤが暖まってなかったのかな? 琢磨もまさかあそこまで滑ると思ってなかったのかな。 スピンしてもしなくても予選順位が大きく変わっていたとは思えないから、まぁしゃあないでしょう。 結局この雨でどのマシンが速いのかは謎のまま。 なんか欲求不満気味だな。 でもこの予選方式、天候の変化が激しいときは単に運任せみたいな感じでおもしろくない。 予選を2回して、各一回ずつ空タンクでアタックさせ速いほうのタイムで順番を決めた方がわかりやすのに。 まぁ、スポンサー様は神様だからしょうがないのか? 高い金払い、雨のなか観戦する人の身にもなってみろ。 バーニーも一度、自分の金でチケット買って屋根のない席で見てみろって。 そうすりゃ考え方が変わるだろ。 さてさて、そんなこんなで決勝レース。 序盤の驚きはツゥルーリの快走だったね。 運に恵まれて予選二位をゲットしたと思っていたら、なんとルノーのフィジケラと遜色のないタイムで走るでないの。 いゃ~、今までさんざん悪口言っていたトヨタがこんなに速いとはびっくり。 最初の給油した後は去年までと同じトヨタに逆戻りして、最後は入賞圏外に。 最後に失速した原因がタイヤだとすると、今後も同じ展開の可能性大。 それ以外の理由で後退したのだと、結構期待もてるかも。 俺はタイヤに厳しいのが原因のような感じがするが、次は灼熱のマレーシアだからそこである程度結論がでるだろう。 同じく驚いたのがクルサードだったけど、彼のマシンはウェバーに比べて明らかに遅かった。 アルバートパークは抜きどころがないサーキットなので助けられたね。 でもアロンソはすごかった。 予選順位も悪かったし、ビルニューブに押さえ込まれるし踏んだり蹴ったりだったけど、その後はぶっ飛び、なんと3位だよ。 このGPの最高殊勲ドライバー。 最高殊勲ドライバー、略してMVD。 いいねこの名称。 よし、今年は毎GP一名このMVDを選考して勝手に表彰しよう。 あとはミハエルの接触事故。 相変わらずぶつかってます(^^)。 何回ぶつかってもわからんやつだな。 ハイドフェルドは完全にインに飛び込んでいたのに、ドアを閉めればそりゃぶつかるちゅーの。 何がレーシングアクシデントだよ。 あんたがミラーを見て、イン側に車一台分のスペースを空けておけば問題ないだろう。 あのスピードじゃハイドフェルドは止まれないという意見もあるかもしれないが、それだったらインをあけてハイドフェルドを先にいかせりゃいいじゃん。 どうせ止まれなくて飛び出すんだから。 モントーヤや琢磨はバトルしてても、ちゃんとイン側をあけているのに。 俺がこれをしつこく言うのはこんなことやってたら絶対に追い抜きなんてできないって。 ミハエルくらいのドライバーがわからないはずないんだけどな。 彼は現役のなかでは最高のドライバーなだけに本当に残念。 彼が手本を見せないとどうするんだよ。 こんだけ勝ってるんだし、こんなに速いんだから抜かれたら抜き返しゃーいいじゃん。 もちろん、今のF1で追い抜きがめちゃくちゃ難しいのはわかってる。 でもミハエルならやって欲しいし、できるよ。 その時、彼は歴代の偉大なドライバーと本当の意味で並ぶんじゃないかな。 数字上はすごい実績なだけに本当に残念。 でも今回のミハエルは元気なかったね。 ブリヂストンとミシュランのパフォーマンスがほぼ一緒だと、さすがのフェラーリも新車出さないと厳しいかもね。 このGPで見えてきたことは、タイヤにやさしいマシンが有利だということ。 なにしろ決勝をタイヤ交換なしで走らなければいけないんだからね。 どんなにすごいシャシーやエンジン、ドライバーもタイヤがグリップしなけりゃ宝の持ち腐れ。 当たり前のことだけど、意外と忘れがちだよね さてさて、マレーシアGPはどうなりますやら。 暑そうだから、タイヤには厳しそうだね。 もちろんブリヂストン、ミシュラン共に織り込み済みのタイヤを持ち込むんだろうけどね。 俺はエンジンは結構大丈夫じゃないかと思っているんだけど、どうかな? 楽しみ、楽しみ。

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