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ロブ・スメドリー ウィリアムズ移籍

フェラーリのレースエンジニアであるロブ・スメドリーがウィリアムズへ移籍をする。 彼はフェラーリで2006年からフェリペ・マッサのエンジニアを務めている。マッサがウィリアムズへ移籍するに伴い彼の動向も注目されていた。2006年当時、マッサは以前のエンジニアとうまくいっておらず、スメドリーと交代した。以降8年間マッサと共に苦楽を共にした。マッサの最高と最低の年は同じ2008年である。彼はチャンピオンシップをリードした状態で、最終戦のブラジルGPをフィニッシュしたが、ハミルトンが最終ラップで順位を上げて逆転。僅差の2位で終わった。これは彼のドライバーズランキング最高位である。 スメドリーとマッサは仕事上だけではなく、精神面でも深く結びついており、感情的になりがちなこのブラジル人の精神安定剤となっている。かつて彼はスメドリーを「ロブは僕のエンジニアであり、精神分析医であり、友人」であると話している。「彼のことは全て知っているし、彼は僕のことを全て知っている。彼は、F1ドライバーとしての僕を見ていない。僕が何かいいことをすると彼はとても喜んで言ってくれる。僕が間違ったことをすると、どこで間違ったのかを教えてくれる」 以前、マッサはスメドリーとは離れないと明言しており、マッサのウィリアムズ移籍の後を追うようにして、彼もイギリスへ戻る。英国人のスメドリーは以前ウィリアムズのツーリングカープログラムに参加した経験があり、チームへは復帰となる。マッサがトップドライバーになったのは、スメドリーの影響が大きい。それまでの彼は速さはあったがミスも多く、一貫性がなかった。 マッサの移籍会見でスメドリーに関して聞かれたクレア・ウイリアムズは、2人セットの移籍ではないことを明言。ただスメドリーほどの有能はエンジニアには興味があると話していた。 以前はドライバーと一緒にエンジニアが移籍することは珍しくなかったが、最近はあまり目にかかれなくなっていた。 スメドリーの移籍に伴い、マルドナドのレースエンジニアであったスペイン人のチャビ・プジョルがトロ・ロッソへ移籍する。彼はヘルムート・マルコと共にレッドブルが支援するF3000チームで働いた後、2002年にジャガーでF1に参加。2003年にウィリアムズへ入り、2004年にモントーヤのレースエンジニアに昇格した。スペインのチームであるHRTへ参画した後、2011年にウィリアムズに戻りマルドナドのレースエンジニアとして活躍した。

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