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ウェバーは悪いドライバーだったのか?ベッテルとウェバーの結果比較

777777777_PG_3227_2E963531994A8AAA118B26CE70AEE595-s マーク・ウェバーは今年限りでF1でのキャリアを終わらせた。彼はキャリア最後の7年間をレッドブルで過ごした。そしてその中の5年間、セバスチャン・ベッテルをチームメイトとしていた。 この間、ベッテルは4回のワールドチャンピオンになり、ウェバーは最高ランキングが3位である。ではウェバーはそんなに悪いドライバーだったのだろうか?ベッテルとウェバーの成績を比較してみよう。 下記の数字がこの5年間の2人の成績である。左側がベッテルで右側がウェバーである。 2009年~2013年成績(左ベッテル、右ウェバー) 予選順位:77勝 対 22勝 ポールポジション:44回 対 13回 フロントロウ:63回 対 34回 レース 勝利:38勝 対 9勝 表彰台:61回 対 40回 リタイヤ:9回 対 10回 レース順位:57勝 対 19勝 (2人のうち上位で完走した方を勝ちとする) チャンピオンシップ ポイント:1410点 対 947.5点 ランキング順位:5勝 対 0勝 最高ランキング:1位(2010, 2011, 2012, 2013) 対 3位(2010, 2011, 2013) こうして比較してみるとベッテルとウェバーの差は大きい。だが少し考えて欲しい。このウェバーの数字はF1ドライバーの成績としては、そんなに酷いだろうか?数字だけを見ると彼よりも低いドライバーの方が圧倒的に多い。もちろん彼がレッドブルという最高のマシンに乗っていた事実はあるのだが、最速マシンは誰でも扱えるほど簡単なマシンではない。 だからウェバーが悪いドライバーというわけではなく、ベッテルが歴史に残る素晴らしいドライバーだったというのが、真実である。それに彼らの成績を見ると一つの特徴がある。それは2009年と2010年は2人の差があまりないのである。 2009年成績 予選:17勝 対 2勝 PP:ベッテル 4回 対 1回 フロントロウ:8回 対 2回 レース 勝利数:4勝 対 2勝 表彰台:8回 対 8回 ポイント獲得回数:12回 対 10回 リタイヤ:3回 対 2回 レース順位:6勝 対 6勝 チャンピオンシップ ポイント:84点 対 69.5点 チャンピオンシップ順位:2位 対 4位 2009年、予選でこそベッテルはウェバーを圧倒しているが、決勝レースでは遜色のない結果を残している。表彰台の回数は8回で同じだし、チームメイトより上位でフィニッシュした回数は同じである(ベッテル6勝対ウェバー6勝)。 2010年成績 予選:12勝 対 7勝 PP:10回 対 5回 フロントロウ:13回 対 13回 レース 勝利:5勝 対 4勝 表彰台:10回 対 10回 ポイント獲得回数:15回 対 17回 リタイヤ:3回 対 2回 レース順位:10勝 対 5勝 チャンピオンシップ 獲得ポイント:256点 対 242点 チャンピオンシップ順位:1位 対 3位 2010年はウェバーが一番チャンピオンに近づいた年である。ここでもウェバーは素晴らしい成績を残している。勝利数は5勝と4勝で拮抗しているし、表彰台は10回と同じである。 ところが2011年からベッテルとウェバーの差が一気に広がる。2011年はベッテルが11勝でウェバーは1勝。2012年は再び差が縮まりベッテル5勝、ウェバー2勝となるが、2013年はベッテル13勝でウェバーは0勝である。 こうしてみると最初の二年間はこの2人のドライバーに決定的な差はなかったことがわかる。ではこの2人のドライバーの明暗を分けた要因は何なのだろうか?それはこの続編で述べさせていただくことにする。 2011年成績 予選:16勝 対 3勝 PP:15回 対 3回 フロントロウ:18回 対 8回 レース 勝利数:11勝 対 1勝 表彰台:17回 対 10回 ポイント獲得回数:18回 対 18回 リタイヤ:1回 対 1回 レース順位:15勝 対 2勝 チャンピオンシップ 獲得ポイント:392点 対 258点 チャンピオンシップ順位:1位 対 3位 2012年成績 予選:12勝 対 8勝 PP:6回 対 2回 フロントロウ:9回 対 6回 レース 勝利数:5勝 対 2勝 表彰台:10回 対 4回 ポイント獲得回数:17回 対 15回 リタイヤ:1回 対 2回 レース順位:11勝 対 6勝 チャンピオンシップ 獲得ポイント:281点 対179点 チャンピオンシップ順位:1位 対 6位 2013年成績 予選:15勝 対 2勝 PP:9回 対 2回 フロントロウ:15回 対 5回 レース 勝利数:13勝 対 0勝 表彰台:16回 対 8回 ポイント獲得回数:18回 対 15回 リタイヤ:1回 対 3回 レース順位:15勝 対 0勝 チャンピオンシップ 獲得ポイント:397点 対 199点 チャンピオンシップ順位:1位 対 3位

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