F1 ニュース&コラム Passion

ニューウェイがアドバンテージを失うことを認める

レッドブルのテクニカル・ディレクターであるエイドリアン・ニューウェイがV8エンジン時代に築いたアドバンテージを失うことを認めた。 彼はレッドブルがエキゾーストブローから大きなアドバンテージを得ていたことを認めた上で、2014年のレギュレーションではエキゾーストをマシンの中心から排出しなければいけないので、排気を2013年以前のようにリヤタイヤの内側に吹き出して、ダウンフォースを得ることは難しいと述べた。 もっとも2014年のエンジンにはターボが装着されており、エンジンから排出されたガスは直接エキゾーストから排出されず、ターボの羽にぶつかりタービンを回転してから排出される。その為、排気のエネルギーは落ちることになり、例えば以前のように排気ガスがリヤタイヤの直前から排出されたとしても、これまでのような効果はない。レッドブルはこのソリューションで1秒のアドバンテージのうち70%程度を得ていたと思われ、その全てを失うことになる。 空力的な問題で言うとフロントウィングの幅が短くなることが一番頭が痛い問題であると述べている。2013年まではフロントウィングの端はフロントタイヤの幅とほぼ同じで、前方からくる空気をフロントタイヤの外と上にはじき飛ばすことができるが、変更されたレギュレーションだとタイヤの真ん中にフロントウィングの端があるので、問題になる。マシンのフロント部分は最初に空気が接する場所になるので、ここで空気が乱されると後方に大きな影響があり、それはディヒューザーの効率を落とすことになる。 またフェラーリのパットフライは、冷却問題の解決が死活的な重要性を持つと述べている。今年のエンジンは排気量が減っているので、ラジエターの容量は小さくなるが、ターボがつくのでインタークーラーが必要になるし、これまでより大きな電気エネルギーが使用できるので、これらを冷却する必要もある。もし冷却問題に失敗すると数ヶ月分のロスになるとフライは話している。 2014年の新車発表は今のところ、1月24日のマクラーレンから開始される。はたして今年のマシンは噂されているように、醜いアヒルの子なのであろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください