F1ドライバーは新しいドライビングが必要
フェラーリのジェームス・アリソンが2014年にF1ドライバーは新しいドライビングスタイルを身につける必要があると述べた。
2014年はレギュレーションが大きく変わる。特にエンジンに関する変化は大きい。2.4Lの自然吸気エンジンから電気アシスト付きの1.6Lのターボエンジンになる。練習走行や予選は問題がない。燃料を気にする必要はないからだ。だがレースで使用できる燃料は100kg。これは昨年使用していた燃料の2/3ほどである。もっとも今年はエンジンだけではなく、ターボから得られる電気エネルギーを使用できるので、燃費に関しては問題がないという人もいる。
モーターで得られるトルクは急激に立ち上がるので、パワーコントロールが難しいとバントは述べている。ただターボから得れれるパワーに関してはシステムで制御することが可能なので、シーズンを通じてその方法は洗練されていくだろう。
新しいドライビングスタイルが必要となれば、それをいち早く身につけたドライバーが有利になる。そしてそれが得意なのはアロンソやベッテルである。レギュレーションが変わっても、速いドライバーの顔ぶれは変わりそうもない。
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