最終戦のポイント二倍は変更なしか
最終戦のポイント二倍ルールは見直されない可能性が高くなってきた。
チームは来週、将来のルールに関する話し合いをする「ルール・サミット」を開催するようにFIAに求めているが、ダブルポイント制は主なる議題ではない。
圧倒的多数のファンが反対しているこのルールだが、反対意見はチーム代表にはあまり影響がないようだ。
ロータスの代表であるエリック・ブーリエは「正直に言うとこれに関して、私は賛成でも反対でもない。このルールは最終戦で全てをひっくり返してしまうことができる」と述べている。
「これが考え方を変えてしまうのは事実だ。これにより最終戦の価値は増え、1年間の努力が報われない。でもこれは決定事項だ」
「これに関してもう少し話し合いがあるだろう。だが私には特に意見はない」
フェラーリの社長であるルカ・モンテツェモロはこのルールに反対していたが、昨年末、12月のF1戦略ミーティングではこのルールを賛成票を投じたことを明らかにしている。
「このルールの導入に積極的ではない。これはあまりにも人工的だ。それは我々もわかっている」
このルールは導入される可能性が高いみたいであるが、チャンピオンシップに大きな影響がないことを望みたい。だがそうなると昨年のように最終戦前にチャンピオンが決まることになり、それはそれで興味に欠けるシーズンになる。
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