雨のレースは本来、マクラーレンホンダにとって期待したい状況だったのだが、結果はアロンソがなんとか10位入賞するにとどまった。
だがアロンソは10位からスタートしており、雨のレースで上位陣が脱落したことを考えるとこの結果は喜べない。
バトンはマシンのフィーリングが終始一貫せず、本来得意とする天候が変化するレースで実力を見せることはできなかった。
アロンソもセーフティカー明けに最終コーナーでスピンして、大きく順位を落とし、その後の走りで挽回したが10位が精一杯だった。
マクラーレンもホンダも雨の中でペースが上がらなかった原因をつかめておらず、なんとも不完全燃焼のレースとなった。