2014 Rd.1 オーストラリアGP決勝 ロズベルグ独走で優勝
2014年開幕戦のオーストラリアGPの決勝レースがおこなわれ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが独走で今シーズンの初勝利をあげた。
スタートでリードを奪ったニコ・ロズベルグはセーフティカーの導入により、一時リードを失ったものの、その後も2位以降に一周1秒近く速いペースを維持して、2位に大差をつけての優勝となった。
2位はなんとレッドブルの地元オーストラリア出身、ダニエル・リカルド。プレシーズンテストの結果から見ると驚きに結果になった。
3位は新人のケビン・マグヌッセンが初レースで初入賞になった。これは2007年のルイス・ハミルトンを彷彿させる結果である。
4位は予選11位から追い上げたマクラーレンのバトン。
5位はペース不足に悩まされながらもフェラーリのアロンソが入賞。チームメイトのライコネンは8位。
前評判の高かったウィリアムズのボッタスは6位だが、壁にぶつけてタイヤがパンクしていなければ、上位を狙えた。
7位のヒュルケンベルグはレース前半、アロンソと順位を争っていたが、最後は7位となった。
トロ・ロッソの2台が共に9位と10位でダブル入賞したのは、リカルドの2位同様に驚きの結果である。
小林可夢偉はスタート直後にマッサのリアに突っこみ、リタイヤとなった。
それにしてもプレシーズンテストであれだけ問題が多発しても開幕戦で14台完走するとは、さすがにF1チームである。
2014年 Rd.1 オーストラリアGP決勝結果
Pos
No.
ドライバー
チーム
1
6
ニコ・ロズベルグ
メルセデス
2
3
ダニエル・リカルド
レッドブル
3
20
ケビン・マグヌッセン
マクラーレン
4
22
ジェンソン・バトン
マクラーレン
5
14
フェルナンド・アロンソ
フェラーリ
6
77
バルテリ・ボッタス
ウィリアムズ
7
27
ニコ・ヒュルケンベルグ
フォース・インディア
8
7
キミ・ライコネン
フェラーリ
9
25
ジャン・エリック・ベルニュ
トロ・ロッソ
10
26
ダニール・クビアト
トロ・ロッソ
11
11
セルジオ・ペレス
フォース・インディア
12
99
エイドリアン・スーティル
ザウバー
13
21
エステバン・グティエレス
ザウバー
14
4
マックス・チルトン
マルシャ
8
ロマン・グロージャン
ロータス
17
ジュール・ビアンキ
マルシャ
13
パストール・マルドナド
ロータス
9
マーカス・エリクソン
ケータハム
1
セバスチャン・ベッテル
レッドブル
44
ルイス・ハミルトン
メルセデス
19
フェリペ・マッサ
ウィリアムズ
10
小林可夢偉
ケータハム
- 2014 Rd.1 オーストラリアGP 予選 ハミルトンがポール
- 可夢偉 接触でリタイヤもペナルティなし