2014 Rd.6 モナコGP FP1 ハミルトンがトップ
2014年第六戦のモナコGP フリー走行1回目FP1が開催され、メルセデスのハミルトンがトップになった。
モナコGPは通常のレースとは違い、レースウィークエンドが木曜日に始まり、金曜日は休みで、土曜に日曜日は通常通りのスケジュールで開催される。
この特殊な低速サーキットでは、メルセデスの強さも少しは弱まるかと思われたが、ここでも彼らは1-2につけた。ただ通常よりは差が少ないように見える。
3位にはレッドブルのリカルドが、4位にはフェラーリのアロンソがつけている。
リカルドは、「メルセデスとの差が0.2秒しかなかったことに勇気づけられている」と述べた。
ピレリが持ち込んだスーパーソフトとソフトタイヤは、昨年より固いコンパウンドを使っている。モナコは公道サーキットであり、路面表面が通常のサーキットよりも滑らかで、タイヤへの攻撃性は低い。
だが今年は固いコンパウンドを使用したことにより、タイヤのウォームアップに時間がかかる傾向が見られた。この傾向はタイヤ交換のタイミングに影響を与えることになる。
なぜならタイヤのウォームアップに問題があると、アンダーカット(先にタイヤ交換し、新品タイヤで好タイムを出し前のマシンを抜く作戦)がしにくくなる。モナコはコース上での追い抜きは事実上できないので、アンダーカットができないと、ほぼ予選順位、スタート直後の順位でレースが決まることを示している。
【2014 Rd.6 モナコGP FP1 結果】
Pos
Driver
TEAM
BEST TIME
LAP
1
Lewis Hamilton
Mercedes
1’18.271
31
2
Nico Rosberg
Mercedes
1’18.303
30
3
Fernando Alonso
Ferrari
1’18.930
37
4
Daniel Ricciardo
Red Bull
1’18.506
31
5
Sebastian Vettel
Red Bull
1’19.043
33
6
Jean-Eric Vergne
Toro Rosso
1’20.260
31
7
Valtteri Bottas
Williams
1’19.494
30
8
Kimi Raikkonen
Ferrari
1’19.467
29
9
Sergio Perez
Force India
1’19.666
29
10
Nico Hulkenberg
Force India
1’19.856
38
11
Jenson Button
McLaren
1’20.033
34
12
Kevin Magnussen
McLaren
1’19.789
33
13
Esteban Gutierrez
Sauber
1’20.118
32
14
Romain Grosjean
Lotus
1’20.207
37
15
Pastor Maldonado
Lotus
1’20.241
35
16
Felipe Massa
Williams
1’20.517
24
17
Daniil Kvyat
Toro Rosso
1’20.914
18
18
Adrian Sutil
Sauber
1’20.736
37
19
Jules Bianchi
Marussia
1’21.310
27
20
Kamui Kobayashi
Caterham
1’22.492
40
21
Marcus Ericsson
Caterham
1’22.063
37
22
Max Chilton
Marussia
1’25.817
7
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