ニコ・ロズベルグがチームメイトであるルイス・ハミルトンを僅差でかわしてカナダGPのポールポジションを獲得した。
Q1ではFp3でクラッシュしたグチエレスはマシンの修復が間に合わず、走行しなかった。ケータハムとマルシアの二台とロータスのマルドナドがQ1で脱落。可夢偉とその前のビアンキとの差は0.9秒もあり、苦しい状況である。
Q2はメルセデスのエンジンを搭載しながらもフォースインディアの二台とマクラーレンのマグヌッセンが脱落。グロージャン、クビアト、スーティルがQ3へ進めなかった。
Q3ではハミルトンが最初のアタックの第1、第2セクターで最速タイムをマークしたが、第3セクターでレッドブルに追いついてしまいタイムをロス、タイムはロズベルグに届かなかった。
2度目のアタックでハミルトンは第1セクターで最速タイムをマークしたが、第2セクターはロズベルグが速く、ハミルトンはターン8でフロントタイヤをロックして、タイムをロス。これにより約0.1秒差をつけられてポールポジションを失った。
だがこのコースは追い抜きが可能なので、モナコと違い2位グリッドでもチャンスはある。
レッドブルのベッテルはルノーエンジンには不利と言われた、このコースで3位につけて健闘した。だがロズベルグとは約0.7秒差があり、差が縮まってきたとはいえ、大きなギャップがある。
【2014 Rd.7 カナダGP 予選結果】
1 |
Nico Rosberg |
Mercedes |
1’14.874 |
2 |
Lewis Hamilton |
Mercedes |
1’14.953 |
3 |
Sebastian Vettel |
Red Bull |
1’15.548 |
4 |
Valtteri Bottas |
Williams |
1’15.550 |
5 |
Felipe Massa |
Williams |
1’15.578 |
6 |
Daniel Ricciardo |
Red Bull |
1’15.589 |
7 |
Fernando Alonso |
Ferrari |
1’15.814 |
8 |
Jean-Eric Vergne |
Toro Rosso |
1’16.162 |
9 |
Jenson Button |
McLaren |
1’16.182 |
10 |
Kimi Raikkonen |
Ferrari |
1’16.214 |
11 |
Nico Hulkenberg |
Force India |
1’16.300 |
12 |
Kevin Magnussen |
McLaren |
1’16.310 |
13 |
Sergio Perez |
Force India |
1’16.472 |
14 |
Romain Grosjean |
Lotus |
1’16.687 |
15 |
Daniil Kvyat |
Toro Rosso |
1’16.713 |
16 |
Adrian Sutil |
Sauber |
1’17.314 |
17 |
Pastor Maldonado |
Lotus |
1’18.329 |
18 |
Max Chilton |
Marussia |
1’18.348 |
19 |
Jules Bianchi |
Marussia |
1’18.359 |
20 |
Kamui Kobayashi |
Caterham |
1’19.278 |
21 |
Marcus Ericsson |
Caterham |
1’19.820 |
22 |
Esteban Gutierrez |
Sauber |
|