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来年の韓国GPの可能性は50%

韓国GPの開催者曰く、FOMといい条件で契約の見直しができるように交渉しており、来年の開催の確率は50%らしい。
彼らはFOMと韓国GPの開催権に関する45億円の契約をしていると推測される。
通常、GPの開催権料は毎年値上がりする条項があり、当然韓国GPの契約にも含まれていると思われる。
だがそもそも交渉とは、対等の立場の人間同士がするものである。
すでに高額の契約があり、それを減額する動機がFOMにはない。
韓国GPが支払えなければ、他の国にいくだけである。
一方、韓国GPが交渉の材料になるものは何もない。
来年は22戦が予定されており、一つGPがなくなってもFOMの痛手は少ない。
それどころか年間の開催レース数は最大20レースと決められており、チームからの同意を得られなければ、どこかを減らす必要すらある。
しかも韓国GPは観客数も少なく、宿泊施設も充実しておらず、このGPがカレンダーから失われても悲しむ関係者は少ないだろう。
また来年のカレンダーは4月に組み込まれている。
今から6ヶ月後にレースをしても、ただでさえ少ない観客が増える可能性は高くない。
またFOMが最初に高額の契約をしておいて、後から交渉で値下げするという、悪い先例を作るとも思えない。そんなことをすれば他の高額契約している開催者からも値下げの交渉を言われかねない。
つまり韓国GPの開催者が言う交渉とはほとんどお願いであり、全てはFOMの慈悲にすがるしかないのが現状である。FOMが彼らと交渉する時は年間のレース数が20以下になりそうな時だけであり、今のところそうなりそうな気配はない。
この時点で来年の開催の確率が50%ということは、開催されない可能性も50%ということで、どちらもありえるわけである。
来年の韓国GPの開催にはいぜん暗雲が垂れ込めているようである。  
だがこの韓国GPは最初の年から開催が危ぶまれながらも続いてきた歴史もある。
さて来年も韓国GPが見られるのだろうか。

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