スーティル ザウバーと契約
エイドリアン・スーティルは来年もF1キャリアを継続し、ザウバーと2014年シーズンに参戦する。
ザウバー代表のモニシャ・カルテンボーンは「彼は速いだけでなく、経験も持ち合わせている」と述べた。
「エイドリアンはすでに9月にファクトリーを訪れており、設備などを見学している」
スーティルはフォースインディアとも交渉していたが、チームはヒュルケンベルグとペレスと契約をしたので、その次に競争力のあるザウバーとの交渉を加速していた。今シーズン後半は空力を改善したザウバーはトップチームも脅かすほどのスピードを見せていた。
ただ彼らは財政難に苦しんでおり、スーティルを支援している、スポンサーの存在もこの契約を後押ししている。
ザウバーはもう一人のドライバーは後日、発表すると述べているが、これは不思議だ。彼らはすでにロシア人ドライバーであるセルゲイ・シロトキンを2014年に走らせると話しているからだ。ただシロトキンと支援するのは当然、ロシア企業である。
ロシア企業は契約をしても、お金を支払わなかったり、遅れたりするのが日常で、西側諸国では信用がない。
それを考えるとシロトキンの起用も疑問符がつく。ただザウバーの財政難は深刻でこのロシアマネーが手に入れられない場合は、2014年はさらに厳しい経営を強いられるだろう。
- ペナルティポイント制の導入
- 2014年に更なる空力開発制限