F1ドライバーの視線
今や私たちはオンボードカメラでドライバーの視線を体験することができる。だがオンボードカメラはドライバーのヘルメットの上に設置されているので、実際の視線よりかなり見晴らしがいい。
では実際にドライバーはどういう視線でマシンを操っているのであろうか。
ここにそれを記録した貴重な動画がある。
フォースインディアのヒュルケンベルグが視線を感知するメガネをかけて、マシンをドライブする動画である。その驚くほど低い視線をぜひ体感して欲しい。
彼らはこれほど低い視線でマシンを操っているのである。まだこのコースはパーマネントサーキットであるからいい。もしサーキットがモナコのような市街地であれば、彼らに見えるのは抜けるような青い空でも、紺碧の海でもない。彼らに見えるのはただただガードレールだけであろう。
また彼らがドライビングする時に、どこに視線を集めているか、スタート時の反応時間もとてもおもしろい。
ぜひこの貴重な動画を見て、F1ドライバー達のすごさの一端を見て欲しい。
- 進化が見えてきたホンダ
- ハミルトンとロズベルグとの差