ノーポイントも落胆なし マクラーレン ホンダ
このレースはマクラーレン ホンダにとって、非常に重要なレースであった。このサーキットを速く走るにはパワーも必要だし、ダウンフォースも必要になる。マシンの総合性能が高くなければいいタイムを記録することはできない。
得意とは言えないそのサーキットでアロンソはQ3進出した。決勝レースでも結果こそバトン12位、アロンソ13位と入賞できなかったが、最強パワーユニットを搭載するウィリアムズやフォースインディアとバトルができていた。
1年前と比べると夢のようである。ホンダはこのレースにトークンを使用したアップグレードを持ち込んだ。劇的な変化はないものの、確実に進化しているホンダのパワーユニット。
ERSの部分ではもはやメルセデスに対しても大きな差はない。あとはエンジン部分を残すのみである。
残念ながらマクラーレンが主張するほど彼らのシャシーの出来が良くないのはここで証明された。もしマクラーレンのマシンがよければ、表彰台を争ったのはフェルスタッペンではなくアロンソだっただろう。
次のテクニカルなハンガリーGPが楽しみである。
- ペナルティをうけたロズベルグの幸運
- スタートの明暗 上位4台僅差の勝負