2014年最初のプレシーズンテストがスペインのヘレスサーキットで開催され4日目の31日金曜日はウィリアムズのフェリペ・マッサがトップタイムを記録した。
テスト最終日のこの日はウエットコンディションとなった。トップタイムを記録したマッサは合計86周して、1分28秒229の最速タイムを記録した。
この日、最も多くの周回数を重ねたのはフェラーリのアロンソで115周して2番手タイム。次に周回数が多かったのはマクラーレンのマグヌッセンで110周を走行した。マグヌッセンは4番手タイムだった。
小林可夢偉は午前中、走行を重ねたが午後にルノーのパワーユニットにトラブルが発生。54周走行してテストを終了した。それでも3日目よりは走行距離を延ばし、問題点は多少改善されたようだ。ただトップのタイムとは5秒の遅れがあり、とてもレーシングスピードで走行したとはいえないのが現状である。
同じくルノーのパワーユニットを使用するレッドブルはさらに酷く、この日はタイムを記録したものの周回数はわずかに7周。トップからは7秒も遅く、問題点はあまり改善されていない。彼らは4日間のテストでたったの21周しかできなかった。彼らは次のバーレーンテストまで問題を解決すると述べている。
Pos |
No |
Driver |
Team |
|
Best Time |
LAP |
1 |
19 |
フェリペ・マッサ |
ウィリアムズ |
FW36 |
1分28秒229 |
86 |
2 |
14 |
フェルナンド・アロンソ |
フェラーリ |
F14 T |
1分29秒145 |
115 |
3 |
34 |
ダニエル・ジュンカデラ |
フォース・インディア |
VM07 |
1分29秒457 |
81 |
4 |
20 |
ケビン・マグヌッセン |
マクラーレン |
MP4-29 |
1分30秒806 |
110 |
5 |
44 |
ルイス・ハミルトン |
メルセデス |
W05 |
1分30秒822 |
41 |
6 |
17 |
ジュール・ビアンキ |
マルシャ |
MR03 |
1分32秒222 |
25 |
7 |
99 |
エイドリアン・スーティル |
ザウバー |
C33 |
1分36秒571 |
69 |
8 |
6 |
ニコ・ルズベルグ |
メルセデス |
W05 |
1分36秒951 |
91 |
9 |
11 |
小林可夢偉 |
ケータハム |
CT05 |
1分43秒193 |
54 |
10 |
25 |
ダニール・クビアト |
トロ・ロッソ |
STR9 |
1分44秒016 |
9 |
11 |
3 |
ダニエル・リカルド |
レッドブル |
RB10 |
1分45秒374 |
7 |