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予選専用タイヤの復活か?

2014年の予選をより盛りあげるために、予選専用のタイヤが復活するかもしれない。 予選専用タイヤと言っても、昔のように1周だけもつQタイヤが復活するわけではない。 2月21日にFIAとチーム、バーニー・エクレストン達が会合を持つことが明らかになっており予選、特にQ3をエキサイティングにしようと考えている。 昨年までは新品タイヤを温存するためにQ3に進出してもアタックしないマシンが少なからず存在した。これは予選でアタックした場合、アウトラップ、予選ラップ、インラップと3周走行しなければならず、その3周分最初のスティントが短くなることを嫌うためである。そのような状況は高いお金を支払ってサーキットまで来てくれたファンを結果的に裏切ることになっていた。また現地のファンは何が起こっているのがわからずに、困惑したであろう。 これを防ぐためにドライバーに各1セット予選用のタイヤを追加で支給する可能性が検討される。 予選で使用可能なこのタイヤは、各レースに持ち込まれる2種類のうち柔らかい方の「オプション」タイヤになる。 またこの場合、Q3でアタックしたドライバーはQ2でベストタイムを記録したタイヤでスタートする義務がある。昨年まではQ3でベストタイムを記録したタイヤでスタートする必要があった。 これらの変更によりQ3でのアタックは増えると考えられる。また長距離のサーキットではQ3の10分間という時間が短く、2回アタックすることが難しい事もあり、Q3が12分間に延長され、Q1が現行の20分間から18分間に短縮される。 この予選用のタイヤはQ3に進出したドライバーだけが支給されるのではなく、全ドライバーに支給される。この場合もオプションタイヤが支給され、レースタイヤを温存することを防ぐ効果を期待されている。 実際の運用がどうなるかはまだ不透明である。現状の案だと追加で支給するオプションタイヤをQ3以外でも使用できることになる。そうすると追加のタイヤをQ2で使用してしまえばQ3でのアタックが増えることはない。だからこのタイヤをQ3でしか使用できないとしない限り、Q3でのアクションは増えない。そしてQ3に進出しなかったドライバーはそのオプションタイヤを返す運用にしないと大きな前進はないだろう。 それならば予選専用のタイヤを各セッション2セットずつ合計6本を支給して、スタートタイヤは自由に選ばせる方が、よほど運用面ですっきりすると思う。以前からピレリは予選専用タイヤを支給する準備がある事を明らかにしている。

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