2014年2回目のプレシーズンテストである第1次バーレーンテストの1日目が19日に開催され、フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグが最速タイムを記録した。
今回、ヘレステストを欠席していたロータスが新型マシンE22を持ち込み全てのチームの新車が出そろった。そのロータスは事前の撮影日を利用したテストで100kmを走行するなど好調が伝えられたが、この日はわずかに8周の走行にとどまった。
前回は4日間のテストでわずかに21周しかできなかったレッドブルは今回も苦戦。午前中は走行できず、午後になってやっと走れたが、それでもわずかに14周。タイムは5番手タイムだがトップとは約4秒弱の開きがあり、とても全開走行とは言えない状況である。
ルノーエンジン勢ではケータハムが68周走行をしたことが明るいニュースだが、タイムはトップとは4秒ほどの開きがあり、レーシングスピードとはいえない。
今回も好調なのはメルセデス勢。フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグがトップタイムを記録した。彼のタイムは昨年の決勝レースでベッテルが記録したファステストラップを上回った。メルセデスのハミルトンが3位で、マクラーレンのマグヌッセンが4位である。
【2014年第1次バーレーンテスト1日目結果】
|
Driver |
Car |
Best time |
Laps |
Difference |
|
1 |
Nico Hulkenberg |
Force India-Mercedes VJM07 |
1’36.880 |
78 |
|
2 |
Fernando Alonso |
Ferrari F14 T |
1’37.879 |
64 |
0.999 |
3 |
Lewis Hamilton |
Mercedes W05 |
1’37.908 |
74 |
1.028 |
4 |
Kevin Magnussen |
McLaren-Mercedes MP4-29 |
1’38.295 |
81 |
1.415 |
5 |
Sebastian Vettel |
Red Bull-Renault RB10 |
1’40.224 |
14 |
3.344 |
6 |
Adrian Sutil |
Sauber-Ferrari C33 |
1’40.443 |
82 |
3.563 |
7 |
Robin Frijns |
Caterham-Renault CT05 |
1’42.534 |
68 |
5.654 |
8 |
Daniil Kvyat |
Toro Rosso-Renault STR9 |
1’44.346 |
5 |
7.466 |
9 |
Romain Grosjean |
Lotus-Renault E22 |
1’44.832 |
8 |
7.952 |
|
Felipe Massa |
Williams-Mercedes FW36 |
no time |
5 |
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|
Jules Bianchi |
Marussia-Ferrari MR03 |
no time |
3 |
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