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苦戦するチャンピオン ベッテル

ベッテルはレッドブルがトラブルで苦しんでいることを認めた。   今回のテスト初日も前回と同じように苦しんだベッテルとレッドブル。ヘレステストではわずかに21周しかできず走行距離は100km以下である。 ルノーは今回、修正したソフトとハードウェアを持ち込んだが、ベッテルはわずかに14周しかできず、午前中はピットで過ごすことになった。 「明らかに僕たちはうまくいっておらず、長い道のりが待っている」 「直感ではマシンはOKなんだけど、走行距離を稼ぐ必要がある」 「簡単には治らないけど、問題を理解している。ヘレスより改善しているし、今日も少しは周回できた」 「でも1つ直すと次の問題が出るんだ。これがテスト。僕たちは今年は大きな挑戦になるとわかっていたし、それが難しい事もわかっていた」 「こうならないことを願っていたけど、なってしまい、問題を解決するために全力をつくしている」 レースエンジニアのアンディ デームラムは、テストは見かけほど悪くないと述べている。 「表面的には表れていないけど、ヘレスよりは大きく改善している」 「今回が実質最初のテストみたいなものであり、マシンを送り出し、一周、二周と周回数を重ねていくしかない」 彼は今回のトラブルはヘレスで直面したトラブルとは違う種類であると語っている。 ベッテルは明日20日もドライブする予定である。

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