第2次バーレーンテスト2日目 再びペレスがトップ
フォースインディアのセルジオ・ペレスが2日連続でトップタイムをマークした。
ただし昨日、記録した最速タイムよりは遅かったが、差は約0.3秒であり僅かであった。
フェラーリのアロンソのタイムは僅か0.064秒及ばず2位。ただしこの日122周を走りきり、最も周回数を稼いだ。
この日もトラブルで走行を中止するドライバーが多かった。
ルイス・ハミルトンはテスト開始早々にターン3でコースオフした。その後もギアボックストラブルで走行を中断。
ロータスのマルドナドは走行中にマシンから出火して、テスト終了三時間前に走行を終えた。
同じような現象はケータハムのエリクソンに出て、彼もテスト終了前に走行を中止した。
マクラーレンのジェンソン・バトンも技術的な問題で走行ができず、修理が終わるまで5時間もガレージで過ごした。
ただレッドブルには改善の兆しが出てきた。2日目もテストを担当したリカルドは3番手タイムを記録。トップのペレスとはたったの0.173秒差でほぼ同じタイムといっていい。ただ周回数は増えたとはいえ66周である。だが速さがあることはわかってきたので、今後は信頼性の問題に集中することができる。残り2日間でレッドブルはどこまで巻き返せるだろうか。
タイムを比較すると上位の5台はパフォーマンス走行をしたと見られる。下位2台のロータスとケータハムはそれ以前の問題でレーシングスピードで走行できていない。まだ問題は深刻である。
第2次バーレーンテスト2日目結果
Pos
Driver
Team
Best time
Laps
Difference
1
Sergio Perez
Force India
1’35.570
108
2
Fernando Alonso
Ferrari
1’35.634
122
0.064
3
Daniel Ricciardo
Red Bull
1’35.743
66
0.173
4
Felipe Massa
Williams
1’36.507
103
0.937
5
Jenson Button
McLaren
1’36.901
52
1.331
6
Jules Bianchi
Marussia
1’38.092
75
2.522
7
Lewis Hamilton
Mercedes
1’39.041
89
3.471
8
Jean-Eric Vergne
Toro Rosso
1’39.636
61
4.066
9
Esteban Gutierrez
Sauber
1’39.976
106
4.406
10
Pastor Maldonado
Lotus
1’41.613
31
6.043
11
Marcus Ericsson
Caterham
1’42.516
55
6.946
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