2014 RD.1 オーストラリアGP FP1 アロンソがトップ
2014年の開幕戦 オーストラリアGP 最初のフリー走行FP1が開催され、フェラーリのアロンソがトップタイムを記録した。
規約が大きく変わった2014年シーズン最初のフリー走行ということで、大きな注目を集めたが事前の予想よりも大きなトラブルは少なかった。
プレシーズンテストで好調を伝えられていたハミルトンのメルセデスがセッション開始早々に止まってしまったのは、意外であった。彼はマシンが回収できずにFP1を走行することができなかった。チームがFIAに確認したが、このエンジンは年間5基の制限外となる。
レッドブルのベッテルはセッション前半はバッテリー周りを見ていたが、50分過ぎた辺りで走行を開始。5周連続のタイム計測をするなど、こちらも予想を裏切る走りを見せた。さらにチームメイトの地元リカルドは26周を走行するなど、彼らのマシンは改善を見せていた。
レッドブルはボディカウル後端の空気穴を大きくしてきた。これは冷却を強化するための改良である。
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可夢偉はマシンが燃料系のトラブルで動けず。1周だけインスタレーションラップをして、タイムを記録せずにFP1を終えた。ケータハムは2台ともタイムを記録できず。
ロータスも2台ともトラブルで、タイムを記録できなかった。
Pos
ドライバー
チーム
タイム
周回数
1
F.アロンソ
フェラーリ
1’31.840
20
2
J.バトン
マクラーレン
1’32.357
23
3
V.ボッタス
ウィリアムズ
1’32.403
27
4
F.マッサ
ウィリアムズ
1’32.431
19
5
D.リカルド
レッドブル
1’32.599
26
6
N.ロズベルグ
メルセデス
1’32.604
17
7
S.ベッテル
レッドブル
1’32.793
10
8
K.マグヌッセン
マクラーレン
1’32.847
28
9
K.ライコネン
フェラーリ
1’32.977
19
10
J.E.ベルニュ
トロロッソ
1’33.446
30
11
N.ヒュルケンベルグ
フォースインディア
1’33.533
23
12
S.ペレス
フォースインディア
1’33.855
24
13
D.クビアト
トロロッソ
1’34.272
27
14
E.グチエレス
ザウバー
1’35.578
7
15
A.スーティル
ザウバー
1’36.445
13
16
J.ビアンキ
マルシア
1’40.859
6
17
M.チルトン
マルシア
1’46.922
4
18
M.エリクソン
ケータハム
No Time
1
19
L.ハミルトン
メルセデス
No Time
1
20
小林可夢偉
ケータハム
No Time
1
21
P.マルドナド
ロータス
No Time
2
22
R.グロージャン
ロータス
No Time
0
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