ラウダはロス・ブラウンの残留を希望
韓国GP期間中に、ロス・ブラウンはチームに退職の意思を伝えたが、非常勤の取締役であるニキ・ラウダは、彼の残留を望んだようである。
マクラーレンへ移籍するのではとの噂が先行するロス・ブラウンだが、韓国GPの週末にチームと話し合いの場をもったようだ。ニキ・ラウダはこれからもロス・ブラウンと話し合いを続けて、チームへの残留を期待している。
ニキ・ラウダは、「まだ何も決まっておらず、これからも話し合いを続けていく。私の希望はロスがチームに残ることだ」と述べている。
ロス・ブラウンはホンダF1のチーム代表をしていた経験があり、マクラーレンがホンダと契約したこと、マクラーレンが大物技術スタッフとの契約を示唆したことなどから、ロス・ブラウンの移籍の話が噂されている。
メルセデスGPには大物技術スタッフが複数人移籍してきており、ロス・ブラウンがこの時期にマクラーレンへの移籍を考えるのは当然である。
話し合いはこれからも続いていくだろうが、近い将来にいつからマクラーレンで働くかなど条件面での交渉に移っていくだろう。なぜなら移籍する人間がいつまでも来年用のマシン開発に関わるのは、好ましくないからである。
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