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それでもフェラーリが不安な理由

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だが勝利したフェラーリも諸手を挙げて万歳という状況でもない。 予選でボッタスをくだして 2 位になれたのも、レースペースがメルセデスと同じなのもいい。
だが決勝での作戦ではまだ課題も多い。 というのも、もしハミルトンがフェルスタッペンに引っかからなければベッテルが優勝す ることは難しかったからである。
ベッテルが自力で勝つためには、タイヤ交換でハミルトンの前に出るしかなかった。 このサーキットは追い抜きが極めて難しいので、ハミルトンが大きなミスをしない限りベ ッテルに勝利はなかった。
このレースでのタイヤ交換はただの一回。 つまりベッテルはハミルトンより先にタイヤ交換して、アンダーカットをしてハミルトン を抜くしか方法がなかった。
にもかかわらず先にタイヤ交換をしたのはハミルトンだった。 もちろんハミルトンにはタイヤが厳しかったので、先に交換せざるとえなかったこともあ る。
フェラーリはタイヤ交換を後ろにずらして、最後のスティントで勝負する意図もあっただ ろう。
だがフェラーリが自分たちの力でトップを奪いたいのであれば、先にタイヤ交換するしか なかった。
ハミルトンの後ろを走る限り、すべてはハミルトンのミス待ちであり、おそらくハミルトン はミスをしなかっただろう。
先にタイヤ交換をすれば、最後までタイヤが持たない可能性もある。 だがトップに立てば、抜かれることはほぼないのでペースを落とすことはでき、タイヤを温 存することも可能である。
昨年、勝てるレースを失ったフェラーリの原因は保守的な作戦に会った。 そう考えると、このレースを見るとフェラーリの保守的な作戦は今後の大きな不安要素で ある。
今回はフェルスタッペンがタイヤ交換を伸ばしてくれたから、結果的にハミルトンの邪魔をする格好になり、ベッテルは優勝できた。
だがフェラーリがフェルスタッペンのタイヤ交換の周回数を把握していたとは考えにくい。 そう考えると幸運がなければベッテルは勝つことができなかったと言える。
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