ウェバー放出!ウィリアムズ 2007年ドライバーラインアップ発表
ウィリアムズが来年のドライバーラインアップを発表した。
だが、その内容には少々驚かされた。
ウィリアムズがウェバー放出を決めたのだ。
その代わりに、テストドライバーのブルツをレースドライバーとして起用する。
ニコ・ロズベルグは残留し、来年のウィリアムズは、この二人のラインアップで望む。
ウェバーとウィリアムズ側は交渉を続けていた。
ウェバーとウィリアムズは2年+オプション2年の契約を結んでいた。
オプションの権利はウィリアムズ側が持っており、彼らはこの権利を行使しなかったわけだ。
そこには事情がある。
もしウィリアムズがこのオプションの権利を行使し、契約を2年延長した場合、高額な契約金が発生する条項が契約書には含まれていた。
その為、ウィリアムズはオプションの期限が切れた後、契約金額を抑えて再契約しようとしていた。
2年前のウィリアムズはBMWのワークスエンジンを積んで、スポンサーも豊富だったので、このような契約が可能だった。
しかし、昨年末にBMWエンジンを失い、経済的にも苦しい状況となった。
彼らがシーズン前に、自分自身のマシン・コレクションを売りに出したことは記憶に新しい。
ウェバーのオプション期限が切れた直後に、この発表をしたと言うことは、ウィリアムズ側はウェバーをそれほど必要としていなかったのだろう。
本当に再契約したければ、期限が切れた後も交渉することが可能だった。
もしくはウェバーのマネージャーであるブリアトーレが交渉を打ち切り、彼をルノーに乗せようとしたのかしれない。
それにしても、ウィリアムズがウェバーを放出するとは意外だった。
今年、結果が出ていないが、これはウィリアムズの信頼性不足が大きい。
良い走りを見せていたと思うのだが。
ブルツは長年、マクレーレンでテストドライバーを務めてきて今年、ウィリアムズへテストドライバーとして移籍してきた。
非常に論理的に話ができるので、テストドライバーとしては優秀だと思う。
たが、レースドライバーとしては、絶対的な速さという面で少し不安があるように思う。
ロングディスタンスでの安定感は抜群なのだが。
それとも今年の契約時点で、2007年のレースドライバーが約束されていた可能性も否定できない。
そうでなければ、長年つとめていたマクレーレンからウィリアムズへテストドライバーとして移籍するのは不自然だ。
ニコ・ロズベルグが良くなければ、代えてしまおうと考えたとしてもおかしくない。
ところが、意外にニコ・ロズベルグが良かったので、契約金の高いウェバーを切るとの判断だったのかもしれない。
この判断を見ると、ウィリアムズは来年はニコ・ロズベルグを主力として戦おうと考えている可能性が高い。
そしてニコのサポートとしてブルツを考えているのだろう。
今年のニコは、時々速さは見せてその才能の一端を見せてはくれるが、全体としては体力不足で、ウェバーより浮き沈みが激しいが、来シーズンまでには体力もついてくるだろう。
これで有力なドライバーの一人がドライバーマーケットに現れた。
ウェバーを欲しがるチームは多いだろう。
トヨタとホンダはその筆頭だが、この両チーム既に来シーズンのドライバーが決まっている。
ルノー、フェラーリ、マクレーレンは全て、ミハエル・シューマッハーの動向にかかっている。
もし、ミハエル・シューマッハーが引退し、ライコネンがフェラーリ入りすれば、ウェバーのマネージャーでもあるブリアトーレ率いるルノーへ移籍するだろう。
ミハエル・シューマッハー引退しなければ、ライコネンはルノー入り。
そうするとトップチームではマクレーレンしか選択肢がなくなる。
それともレッドブルが高額な契約金で、彼をものにするか。
どちらにせよ今年の移籍市場がますます、面白くなってきたのだけは間違いない。
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