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2010年 チャンピオン大予想!

5人のドライバーで繰り広げられてきたチャンピオン争いも、いよいよ最後の戦いが幕を開ける。
バトンはブラジルで脱落したが、4人のドライバーがチャンピオンになる可能性を持ったまま最終戦にのぞむ。
各ドライバーのチャンピオンシップの条件は以下の通り。
【アロンソ】
2位以上で、他のドライバーの順位にかかわらずチャンピオン
【ウェバー】
優勝して、アロンソが3位以下
2位の場合、アロンソが6位以下
3位の場合、アロンソが7位以下
上記の条件を満たした場合でも、ベッテルが優勝した場合はチャンピオンになれない



【ベッテル】
優勝して、アロンソが5位以下でウェバーが3位以下
2位の場合、アロンソが9位以下でウェバーが5位以下
【ハミルトン】
優勝が絶対条件。
なおかつアロンソが入賞圏外、ウェバーが6位以下、ベッテルが3位以下


 現在、レッドブルの二台とアロンソのスピードが他を圧倒している。
上位3チーム以外は、開発のリソースを完全に来年に移しているので、彼らが上位3チームに対抗するのは実質期待できない。
マクラーレンは、アップデートはしているが、相対的な戦力として、フェラーリにも引き離されている。
フェラーリはレッドブルにはかなわないが、マクラーレンとの差は確保している。
これらの条件を考えると、予選決勝に波乱がなければ、1位ベッテル、2位ウェバー、3位アロンソとなる公算が高い。
この条件であれば、アロンソがチャンピオンになる。
だがこの順位ではベッテルが優勝する動機はない。
彼が勝っても1勝を積み重ねることができるが、チャンピオンになれない。
レッドブルはチームオーダーを出さないことを約束しているが、ベッテルがどう行動するかは読めない。
2位ウェバーと3位アロンソの差が30秒も離れれば、ベッテルがファイナルラップで自主的にスローダウンする可能性はゼロではない。
だからアロンソは3位でも2位のウェバーとあまり話されるのは得策ではない。
全力で追いかけざるを得ない。
そうなるとアロンソはブラジルのように遅いマシンに引っかかり、差を付けられたくはない。
もちろんウェバーが優勝して、レッドブルが1-2フィニッシュすれば、アロンソの順位に関係なく、彼が初チャンピオンに輝く。
アロンソに有利な条件としては、彼のエンジンは開幕戦でオーバーヒートの疑いがあるとして決勝レース前、予防的に交換したエンジンを使えることである。
このエンジンはマイレージが少なく100km前後であると予想される。
オーバーヒートの危険性があるとして予防的に交換したので、このエンジンに問題なければ、アロンソはエンジンに関してはあまり心配しなくてもいい。
またマクラーレンがシーズン終盤に失速したので、彼らに順位を奪われる可能性が少ないことも、アロンソには有利な条件である。
マクラーレンが速い場合、順位を食われるのはレッドブルではなく、フェラーリの可能性が高い。
レッドブルにとっては、最速マシンを持つことが、最大の武器。
だがチャンピオンの行方は、ウェバーとベッテルの順位次第。
ハミルトンが逆転チャンピオンになるには事実上、上位の3台がリタイヤしない限り難しい。
だが3台ともリタイヤする可能性は極めて低いし、マクラーレンのパフォーマンスを考えるとハミルトンがアブダビで勝つ可能性はもっと低い。
上記の条件を考えると、全てはベッテルの判断でチャンピオンは決まりそうだ。
ベッテルはウェバーに順位を譲るか?
そこに注目して見ると、レース展開が膠着した場合でも楽しめる。
しかし今シーズン、予想という予想はことごとく覆されてきた。
逆転に次ぐ逆転劇が繰り広げられてきた今シーズン。
最後の最後に大逆転劇があっても驚かない。

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