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2位を失ったベッテル

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スタートで出遅れたロズベルグをかわしたベッテルはスタートから2位をキープしていた。だが2度目のタイヤ交換で先にタイヤ交換したロズベルグに抜かれてしまった。 もしベッテルが先にタイヤ交換するか、ロズベルグと同じタイミングでタイヤ交換していれば、ベッテルは順位を維持できていた。それにその後のラップタイムはロズベルグとベッテルとはほぼ同じペースであり、ここで順位を守れていれば、ベッテルが2位になれていた可能性は高かった。 だがベッテルは最初のタイヤ交換をロズベルグより二周早くしていたこと(ベッテル13周目、ロズベルグ15周目)、そして最後のタイヤセットを確実に最後まで持たせようとすると30周を過ぎてからのタイヤ交換が必要だった。 日本GPは金曜日が雨になり、タイヤのタレのデータが圧倒的に足りなかった。特にフェラーリはハードタイヤのデータが足りていなくて、どこまで引っ張れるか不安があったのだろう。 その点、メルセデスはタイヤのタレが相対的に少なく、早めのタイヤ交換など作戦面での柔軟性が高い。そこはメルセデスが単に速いだけでない、強みである。 それでも2位をキープするのであれば、思い切って先はいるべきだったのだが、今回のフェラーリはそこまで攻めた作戦をとることができなかった。 そしてフェラーリは計算間違いもしていた。彼らはロズベルグとの差が2秒あれば、アンダーカットを仕掛けられても順位をキープできると考えていた。そしてベッテルは指示通りに2秒の差をつけていたのだが、タイヤ交換を終えて出てきた時には、ロズベルグが前にいて驚いている。 アンダーカットを仕掛けられた場合、順位を守るためには2.5秒は必要だったのだが、フェラーリはロズベルグの速さを見誤り、順位を失ってしまった。 だがそれでもフリー走行からQ1、Q2とマシンバランスに苦しんでいながら表彰台に登ったのであるから、さすがはベッテルである。パワー面では明らかにメルセデス勢に劣っているにも関わらずであるから、さらにその業績は光輝く。
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