
【タイヤ】
ピレリはソフトとスーパーソフトタイヤを持ち込む。
ピレリタイヤがホッケンハイムでF1を走らせるのは2回目の経験となる。
高温になることが予想されるので、予選においてタイヤを1周持たせることは重要。
2種類のタイヤの差は0.8秒程度と予想されている。
暑い気温が予想されているので、タイヤの熱だれが予想される。
FRICサスペンション禁止の影響がタイヤにも見られるので、金曜日のフリー走行でその影響を確認する必要がある。
低速コーナーからの立ち上がりが多いため、リアタイヤのタレやグレイニングは致命的。その為、丁寧なアクセルワークが必要。
【ピット戦略】
2ストップが基本だが熱だれやFRIC禁止影響次第では3ストップもある。
オーバーテイクは比較的可能であり、セットアップをダウンフォース重視かストレートライン重視にするかにより、おもしろいレースが見られそうだ。
ストップ時間は、16.5秒+静止時間。2ストップの場合最初のストップが18周前後、2回目は40周前後の予想。
【セーフティカー】
2002年にコースレイアウト変更後は8回GPが開催され2回セーフティカーが登場していて、登場回数は少ない。2004年と2008年に登場している。
【天気予報】
ホッケンハイムはいつも暑い気温の中でおこなわれることが多い。今年も暑い気温が予想されている。
【レース展望】
メルセデスの2人が圧倒的に有利で、優勝は2人のドライバーのうちのどちらか。これに連続表彰台と好調なウィリアムズが続く。
現役ではアロンソが3回優勝しており、全てホッケンハイムでの勝利である。
ハミルトンが2勝で、うち1勝はホッケンハイム。ベッテルが1勝している。
【過去5年間の優勝者】
2006 M.シューマッハ<フェラーリ>
2008 L.ハミルトン<マクラーレン>
2009 M.ウェバー<レッドブル>※
2010 F.アロンソ<フェラーリ>
2011 L.ハミルトン<マクラーレン>※
2012 F.アロンソ<フェラーリ>
2013 S.ベッテル<レッドブル>※
※2009、2011年はニュルブルクリンクで開催