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アロンソの驚異的な結果と鈴鹿への期待

large_yolk9rfot2a91rs4fyojz4eeeci2ybw5__sbb5515 マクラーレン・ホンダはまたも見事なレースと結果を見せてくれた。鈴鹿の前に最後のトークンを使用した新品のPUを投入したアロンソは最後尾からのスタート。だがチームメイトのバトンは見事な走りでQ3へ進出してみせた。 そして二台とも素晴らしいスタートとターン1での混乱を利用して1周目にバトンは6位、アロンソはなんと12位まで浮上してきた。 アロンソは最初のVSCが出た9周目にタイヤ交換し、通常のタイヤ交換より約10秒を稼いだ。そして彼は最後のタイヤ交換もVSC中に実施し、ここでも10秒を稼いだ。 バトンの方は少し運がなかった。彼も最初のタイヤ交換はVSC中にしたのであるが、最後のタイヤ交換をハミルトンのVSC前に実施した為にアロンソとヒュルケンベルグに逆転を許してしまい9位に終わってしまった。 だがこのマシンの総合力を求められるセパン・サーキットでアロンソは6番目の最速タイムを記録した。もちろんベッテルが1周目でリタイヤしたこともこの結果に貢献している。だがそれでも彼らがこのマシンへの要求が厳しく、PUへの要求も厳しいサーキットでこの結果を残せたことは、これまでの成長を証明してくれている。 そして同じように要求の多い鈴鹿サーキットでも期待ができるマレーシアGPであった。もうこの週末は日本GPである。希望を持ってマクラーレン・ホンダのレースを見てみたい。