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ウィリアムズも新車のCG画像を発表

昨日のフォースインディアに続き、ウィリアムズも新車のCG画像を披露した。そこには注目のフロントノーズがあった。 ウィリアムズのフロントノーズは、噂通りの蟻食ノーズだった。このデザインがかっこいいか悪いかの論評は、個人的な美的感覚に左右されるので、差し控えるが現時点では違和感がある。 だがこれも全てはレギュレーションが原因で、デザイナーの個人的美的感覚は関係ない。今年のレギュレーションではフロントノーズの位置を下げることが決まっている。だが今年もマシンは昨年よりもダウンフォースの量が減少するのが確実。それを補うためにはフロントノーズの位置を高くしたいのだが、レギュレーションでそれは禁止されている。そこでこのようにフロントノーズの位置は下げるけど、空気はたくさん取り入れたいので、細くなるデザインになってしまった。 2012年の段差ノーズの時もレギュレーションが原因で、フロントノーズに段差を設けざるを得なかった。今回もこうしたくはなかったが、戦闘力を考えるとこうせざるを得なかった。 もっともこのかっこ悪いノーズ、いや普通のノーズはシーズンが進むにつれて、目に慣れていくのだろう。幅の狭いリアウィングや段差つきノーズがそうであったように。 テクニカルディレクターのパット・シモンズは「ウィリアムズにとって初めてのメルセデスエンジンになる。彼らの仕事ぶりは見事である」と述べた。 「今年はパワーユニットの冷却がより多く求められる。新しいパワーユニットはよりパワフルになり冷やさなければならないし、ターボチャージャーで圧縮する空気も、インタークーラーで冷却する必要がある」 「今年もマシンには先進的なテクノロジーが盛り込まれている。我々はかつてターボエンジンを使っていたが、これは単なるエンジンの変更ではなく、全く違うシステムである」 マシンの製作は予定通りに進んだが、最低重量まで落とすのは大変だったと明らかにした。「それは達成可能だったが、簡単ではなかった。新しいパワーユニットは昨年までのV8より重かったからだ」と述べた。

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