2014年の開幕戦であるオーストラリアGPのフリー走行2回目FP2が開催され、メルセデスのハミルトンが1位、ロズベルグが2位と上位を独占した。
ハミルトンは午前中のFP1をトラブルで走ることができなかったが、FP2ではテストの好調を裏付ける走りを見せた。ハミルトンとロズベルグとの差は0.15秒で僅差である。この2人だけが1分29秒台に入れている。
FP1でトップだったフェラーリのアロンソは3位。ハミルトンに対して0.5秒差となった。
4位にはレッドブルのベッテルがつけた。タイム差はトップと0.7秒差あるが41周を走りきり、このセッションで最も走行距離を伸ばした。彼らはテストで頻発していたトラブルに対応ができていることを証明した。
セッション終了間際にグロージャンとヒュルケンベルグがコーナー入口でスピンして走行を終えている。2人ともブレーキング時に姿勢を乱しているので、これは今年から導入されたブレーキバイワイヤーのコントロールがうまくいかなかった可能性が高い。グロージャンはマシンを止めた後、ブレーキがおかしかったと無線で報告している。
可夢偉は午後、全く走行ができなかった。彼はセッション開始時に既にレーシングスーツを脱いでいた。可夢偉は午前中に発生した燃料系の問題が修復できず、エリクソンはアウトラップで油圧系が故障した。
Pos
ドライバー
チーム
タイム
周回数
1
L.ハミルトン
メルセデス
1’29.625
37
2
N.ロズベルグ
メルセデス
1’29.782
31
3
F.アロンソ
フェラーリ
1’30.132
28
4
S.ベッテル
レッドブル
1’30.381
41
5
J.バトン
マクラーレン
1’30.510
33
6
D.リカルド
レッドブル
1’30.538
38
7
K.ライコネン
フェラーリ
1’30.898
32
8
V.ボッタス
ウィリアムズ
1’30.920
38
9
K.マグヌッセン
マクラーレン
1’31.031
34
10
N.ヒュルケンベルグ
フォースインディア
1’31.054
33
11
J.E.ベルニュ
トロロッソ
1’31.060
35
12
F.マッサ
ウィリアムズ
1’31.119
31
13
S.ペレス
フォースインディア
1’31.283
36
14
A.スーティル
ザウバー
1’32.355
36
15
E.グチエレス
ザウバー
1’32.468
26
16
D.クビアト
トロロッソ
1’32.495
38
17
J.ビアンキ
マルシア
1’33.486
29
18
R.グロージャン
ロータス
1’33.646
12
19
M.チルトン
マルシア
1’34.757
29
20
M.エリクソン
ケータハム
No Time
1
21
小林可夢偉
ケータハム
No Time
022
P.マルドナド
ロータス
No Time
0